千葉モノレールの延伸中止で考える、空想で地域を楽しむ方法

鉄道千葉市 7382

2019/9/5


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せひらです。
千葉市で地域メディア「ちばみなと.jp」や、お客様の悩みを解決するWebシステムなど作っています。

2019年9月4日、千葉市より、千葉都市モノレール延伸計画の中止が発表されました。

モノレール延伸計画の中止を発表。私が当選し、前市政が推進していた計画を凍結して10年。この間、財政再建が進み、中立的立場から事業を再検証した結果、当時試算：乗客数8,770人に対して再検証結果3,200人、費用便益比は3.57⇒0.87と大幅に低下。中止が妥当と判断しました。https://t.co/5TGgkYGBQi
— 熊谷俊人（千葉市長） (@kumagai_chiba) September 4, 2019

自分は電車の延伸計画とか大好きなので、感情だけで言ったら残念で仕方ないのですが、延伸ありきでも中止ありきでもなくフラットな調査がなされた結果、採算性が合わないならば市民として仕方ないところです。

『僕の考えた千葉モノ』Ｔシャツ

しかし、実際の延伸は中止となってしまいましたが、鉄道ファンや千葉市マニアの「妄想」は誰にも止められません！

以前、勢いで勝手にこんなデザインを作ってみました。

実際にあるモノレールの駅と、計画されていた延伸路線、その線上や周囲で「ここにも駅あったほうが良いんじゃね？」的な場所に点を並べました。

これに自分で線を繋げば、自分の理想的な千葉モノレール路線図が出来上がり、自分がよく通る道の頭上をモノレールが通過する様子を空想したりなんかして、ニヤニヤできるというシロモノです。

（なお、各駅の配置は地図に合わせて作ってあるので、位置関係が実際の縮尺です。なので、千葉市内の街の位置関係とか距離感とか、ちょっとためにもなりますよ！）

ちなみに千葉みなと住人の自分が望む「せめてこうだったら良いのになぁ」の路線はこんな感じです。

稲毛海浜公園とかZOZOマリンスタジアムとか、メッセのイベントへ行く意欲がとても湧きそう！（車で行くと楽なんですけど、お酒飲めないんですよね）
海浜大通りの空中から見え続ける東京湾とか、きっと絶景です。

あと、県立図書館も移転しますし、青葉の森公園へもモノレールで行けると素敵ですね～。

千葉市のネタを扱う地域メディア「ちばみなと.jp」で情報を投稿すると貯まるポイント「ちばみなぽ」の交換グッズとして、Ｔシャツにしています。

■ちばみなと.jp│ちばみなぽ交換所
https://chibaminato.jp/exchange.php

『空想』で、地域を楽しむ！

「ちばみなと.jp」では『おいでよ！千葉みなと水族館』というご当地キャラも展開しているのですが、これも元々、「千葉みなとに水族館とかあれば良さそうなのに…」と思ったことが始まりの空想プロダクトです。

「無ければ、今あるもので作れば良いじゃない！」という思想から、工業港の特徴的な設備を「ゆるキャラ」にして、千葉みなとの港湾風景全体を舞台とした『水族館』を創りました。

工場マニア以外で千葉みなとの港を見た人の大半は「なんか工場ばっかりで、横浜や神戸に比べて魅力がないね」って思うかもしれませんが、もし、目に入る大きなクレーンや穀物貯蔵サイロとかがこんな「ゆるキャラ」だって思えたら、ちょっぴり楽しくなっちゃいませんか？
その巨大設備が何の仕事をしてるのか、気になったりしませんか？

自分の住む街が「こうだったら良いのにな〜」と思うことはたくさんあれど、財政事情やら大人の事情やらなにやらで、一市民が市長や行政などへ要望や想いを伝えてもなかなか思い通りにいかないものですが、個々人が空想・妄想を膨らませたり、それを表現して楽しい気分になることは自由だし、すぐにできます。

まずは身近のものを自ら（イジって）遊んで楽しみ、それがもし副産物として地域の活性にも繋がったら、とてもラッキーでハッピーな話ですね！