目［mé］非常にはっきりとわからない

イベント千葉中央駅 4584

2019/11/22


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千葉県在住パーカッショニスト、千葉シティ観光PR大使の松本ちはやです。

千葉市美術館で開催中の目［mé］非常にはっきりとわからないの展覧会へ行ってきました！

こちら、ハッキリ言ってかなりオススメです！！！！

現在改装工事中の千葉市美術館は中央区役所との複合施設として設計・建築されました。

中央区役所がきぼーるへと移動になり、そのスペースを新たな展示スペースにするということで2020年7月を目処にリニューアルされるそうです。

と、いうわけで昭和2年に建てられた旧川崎銀行千葉支店の建物を包み込むように建てられた美術館は、外から見ても工事中です。

あれれ？

中へ入っても養生が至る所にされています。

美しいさや堂ホールの説明パネルもビニールがかけられていて、はっきりと読むことはできません。

受付を済ませ、今回唯一の撮影可能スペースで写真撮影。

と、言ってもさや堂ホールの半分はまたも大きなビニールで覆われ分断されており、このようにダンボールや資材だらけで、まるで展示入れ替えでもしているかのようです。

改装のための全館休館が年明けからだとしても…
これは、一体どこまでがリアルでどこまでが今回のために創られた展示なの？

美術館というとだいたい順路が決まっているものですが、7階8階の展示スペース、今回はどちらから見てもいいという事でした。

是非！
直接感じて欲しいです！

非常にはっきりとわからなくて、空間に居続けるとクラクラとしてくる程です。

わたしはだぁれ？

ここはどこ？

今はいったい何時なの？

え？そんなハズは無いよね？

とにかく非常にはっきりとわからないのです。

なかなか味わう事の無い、脳みそがクラクラと、背中が思わずゾワゾワと感じる現代美術です。

自分の目で見ているものは一体何なのでしょうか？

今回の展示は一枚のチケットで期間中何度も楽しめるそうです。

と、いうことは展示内容が変わる？？？？

それとも、変わらない？

とりあえず展示室に居続けるとどこか違う空間へと迷い込んでしまいそうだったので、千葉市美術館から歩いてすぐのフランス菓子マダム・ボンボニエールさんで美味しいお茶とケーキでひと休み。

ケーキを頂いている間も先ほどの展示の衝撃が、胸をゾワゾワワクワクさせたまま。

食べ終える頃にようやく落ち着いて、「よし、もう一度確認に行こう」と再び美術館へと戻りました。

さてさて、この記事を読んで千葉市美術館へ行くあなたは一体どんな想いを抱くのでしょうか？

私も芸術としてはっきりとわからない音楽を奏でているので、本当に多くの刺激を受け、とても心が動かされました。

ひとこと、、、、是非！！！！！！！！！

目［mé］非常にはっきりとわからない

会期 2019年11月2日～12月28日
会場千葉市美術館
開館時間 10:00～18:00（金土～20:00）※入場受付は閉館30分前まで
休館日 11月5日、11日、18日、25日、12月2日、9日、16日、23日
観覧料一般 1200円 / 大学生 700円 / 小学・中学・高校生無料
アクセス JR千葉駅東口徒歩15分

◆ライブパフォーマンス
日時：2019年11月23日 14:00～（13:30開場予定）
会場：1階さや堂ホール
ゲストアーティスト：Jens Paldam
定員：80名程度（立ち見のみ）
※観覧無料（要展覧会チケット）
※当日12:00〜1階さや堂ホール前にて整理券配布

◆クロストーク「導線の行方」
日時：2019年11月30日 14:00～（13:30開場予定）
会場：11階講堂
講師：目、星野太（哲学者／金沢美術工芸大学講師）
定員：先着150名
※観覧無料（要展覧会チケット）
※当日12:00〜11階にて整理券配布

◆クロージングトーク「『目　非常にはっきりとわからない』展について」
日時：2019年12月28日 14:00～（13:30開場予定）
会場：11階講堂
出演：目、有瀧隼人（インストーラー）、平塚知仁（テクニシャン）、藤木裕介（映画監督）、川島拓人（編集者）、畑井恵（千葉市美術館学芸員）
定員：先着150名
※当日12:00〜11階にて整理券配布
※聴講無料（要展覧会チケット）

◆市民美術講座「『状況』を展示する―現代アートチーム『目』の試み」
日時：2019年11月17日 14:00～（13:30開場予定）
会場：11階講堂
講師：畑井恵（千葉市美術館学芸員）
定員：先着150名
※聴講無料
目の活動についてショートレクチャー
日時：2019年11月6日、20日、12月4日、14日、18日各日14:00〜（30分程度）
会場：1階さや堂ホール前
講師：畑井恵（千葉市美術館学芸員）
※聴講無料