【ちば文化だより第３号】「ぽっぽの市」に出店していた「幻土産海気亭」に、ちばみなと.jpのライターさんや読者の皆さんがたくさん遊びに来てくれました♪

2019/11/17


シェア	ポスト	送る

ちば文化センターのazukenです。

11月17日（日）千葉市の稲岸公園で開催された「ぽっぽの市」に、今年もちば文化センターは「勝手に作った架空の千葉土産」を販売する「幻土産海気亭」を出店しました。すると、ちばみなと.jpでもおなじみのライターさんである松戸博士さんやFRP甲冑工房さん、読者の方々がたくさんブースに遊びに来てくれました。

今回も訳の分からない怪しげな物品を販売する「幻土産海気亭」

秋晴れの気持ちの良い空の下、今回も怪しげな品々を恥ずかしげもなく陳列させて頂きました。
「幻土産海気亭」についての詳しい情報はこちら↓
https://chibaminato.jp/matome.php?id=48

「FRP甲冑工房」さんが、ホントに甲冑担いでやって来た！

それは、お昼時を過ぎた頃であったでしょうか。いつものように客足の途絶えている我々のブースに、最近、めちゃくちゃマニアックな千葉の歴史トリビア記事をアップされているFRP甲冑工房氏が、「ど～も～、甲冑持ってきました！」とサンタさんよろしく甲冑担いで訪ねて来られました。暇すぎて目を開けたままヨダレを垂らして居眠りしそうだった筆者でしたが、「俺、出前で甲冑頼んだっけか⁉」と、一瞬本気でビビっちゃったのは内緒です(笑)

FRP甲冑工房氏が制作した甲冑は、恐ろしく良くできていて、本物の鎧感がドロドロと溢れ出ております。

甲冑に釣られて、変な大人達が集まりだした！

FRP甲冑工房氏のご厚意で、いきなり始まった甲冑着付け体験！普通なら、好奇心旺盛な子ども達が目を輝かせながら集まって来そうなものですが、鎧を広げた瞬間から「海気亭」周辺にたむろっていた目の曇ったおっさん達がワラワラと集結！我先にと鎧を着たがるのでありました。写真は、クロちゃんの愛称で親しまれる21世紀に生きる縄文人に、優しく鎧を着せてあげるFRP甲冑工房氏。

鎧を着せてもらってご満悦の縄文人クロちゃん😊

小手まで装備しても、メガネは絶対外さないのが、21世紀型の縄文スタイルなのだそうです。

これ、もはや逮捕ものですね…

縄文人+甲冑+刀+暴挙キャップ…。これ、もう通報していいレベルだと思うのは筆者だけではないでしょう(笑)

大の大人が、甲冑着こんで大騒ぎだよ。

クロちゃんの次に鎧を着せてもらった石岡会長（何の会長なのかは不明）は、鎧を着るなりいきなり「生まれてきてすみませんっ‼」と切腹を敢行！近くにいたハルねえさんに、介錯を願い出たのでありました。

ガンダム世代なら当然こうなる、何かしら3人揃ったらとりあえずジェットストリームアタック！

まぁ、30代～40代のお約束ってことで。

タイムスリップした侍大将、牛田肉兵衛

「幻土産海気亭」コンテンツの一つである「千葉湊藝術漁協」は、元漁師の牛田肉吉（86）が製作した貝や流木を素材とした土産物という設定ですが、今回は鎧を着るにあたって、牛田肉吉の先祖、牛田肉兵衛（うしだ・にくべえ）が現代にタイムスリップした！という妄想で楽しんでみました。

戦国時代からタイムスリップしてきた肉兵衛は、「こじま」の模型を見て感激！「わ、わしの時代にこの鋼鉄船を持っていけたら、にっくき北条の水軍を一網打尽にできるものを～！」

ぽ～と太郎　VS　侍大将牛田肉兵衛

肉兵衛が「こじま」を欲しい欲しいと叫んでいると、顔面を露出したポートタワーの不気味なゆるキャラとして知られるぽ～と太郎も、「俺も欲しぃ～の～～」と「こじま」の取り合いに！

しびれを切らした肉兵衛は、ついに抜刀！ぽ～と太郎に襲い掛かるも、ぽ～と太郎はチバミナコちゃんの武器であるポートタクトを取り出して果敢に応戦するのであったぁぁぁっ！

激しい斬り合いの結果、必殺の剣技「牙突」によって、見事ぽ～と太郎を串刺しにした侍大将牛田肉兵衛。

本物の武者は、とどめをきっちり刺すことを忘れません。いい仕事してます♪　ザシュッ！！

国破れて山河あり…。無残に散ったぽ～と太郎氏の亡骸（合掌）

と、いうわけで、鎧付けてチャンバラしてみたら、やっぱりというか想像以上に楽しかったっす！FRP甲冑工房さん本当にありがとうございました。

さて、この記事だと甲冑の着付け体験を、まるで変な大人たちが独占しているように見えますが、ちゃんと子ども達も着てましたので保護者の皆様はご安心ください(笑)

今回のイベントで感じたことは、ちば文化センターの活動を、このちばみなと.jpで知った方々が随分増えてきたなぁということです。ありがたいことに、記事をご覧の方だけではなく、ライターとして様々な記事をアップされる方もどんどん増えてきました。これからも、どこかのイベント等で皆様とお会いできることを心から楽しみにしております。