空想科学ファンタジー小説「シャープ♯」へようこそ。 作/丸山比朗(シナリオライター)
19話までアップしましたが、全体を見渡した上で、いま一度書き直したものを掲載しています。
12月末現在、第1話から第4話まで差し替えました。
(それに伴い、後半一部さげています)
開始から長いこと経っていてストーリーを忘れてしまった方が大半と思いますが、またお読みいただければうれしいです!
(23年10月記)
今回は番外編で、1羽の風変わりな小鳥ナイトのモノローグでつづられます。彼と少年時代のエスタ(ミヤビ)の交流を描いたもので、一篇の童話のように読んでいただけたらと思います。
ストーリーはこのあと、18話のラストから続きます。
副題のジャズスタンダード「A Nightingale Sang In Berkeley Square」、バラードも素敵ですが陽気なバージョンのリンクを貼りました。
3か月ぶりの更新です。「ずいぶん更新してないけど無事か?」と連絡もらいましたが、体調も戻り無事生きてます(笑)
作中の量子力学の部分が明確でないところがあり、先日、つくば市にある高エネルギー加速器研究機構の巨大な電子・陽電子衝突加速器などを見学しました。
世界最高性能といわれる1周3キロを素粒子が走る加速器SuperKEKB、なかなか見られないBelleⅡ測定器、かっこよかった。
研究者の方々にお話を伺ったり勉強したりするなかで、いろいろ勘違いの記述をしているのがわかり、恥ずかしいのでそっと直そうと思います…
連載はまもなく2年となります。この物語は自分に多くのことをおしえてくれました。読んでいただいている方には、本当に感謝しかありません!
下記は前回までの記述です。残しておきます。
(23年7月記)
空想科学怪奇小説「シャープ♯」へようこそ。 作/丸山比朗(シナリオライター)
18話、今回ナコとアキラは逡巡しながらも「選択」をし、ひたむきに貫いていきます。
タイトルのCome Rain Or Come Shine、曲のリンクは前回に続きデトロイトのジャズピアニストCliff Monearさん。
ブルージーななかに静かな覚悟を感じる演奏とともに、ご覧いただければと思います。
(しかし今年の梅雨は雨が少なめでしょうか。晴れた日が続くと雨の日も恋しくなるもので…)
生存するジャズピアニストで世界一好きなクリフさん。いつか、千葉みなとclipperで生演奏を聴くのが夢です。
さて、物語はまもなくラストの風景に向けて進みます。
これまでの話も、順次加筆修正したものに差し替えていく予定です。用語統一、説明とエピソード追加、伏線も入れ込んで(^^;)
こちらもよろしくお願いします。
物語から何かを感じていただけましたら、当方望外の喜びです。
*****以下は、前回書いた説明文です。残しておきます。
17話の写真はアイルランド出身の物理学者ジョン・スチュアート・ベルさんです。
作中の「シュレーディンガーの猫」でもでてきた、50年前にアインシュタインの見解の間違いを証明し、現代量子力学の道を拓いた、20世紀最大の量子物理学者の一人とされている方です。
ジョン・ベル先生の風貌が、雄造先生のイメージにドンピシャだったので使わせてもらいました(出典はクイーンズ大学ベルファスト校)。
10歳から働くのが当たり前という貧困家庭に生まれたジョン・ベル先生は11歳で科学者になると決め、学び続けたそうです。
またタイトルのジャズスタンダード「I Thought About You」、リンクはデトロイトのジャズピアニストCliff Monearさんのトリオ演奏です。
残してきた大切な人を車中で想う、そのあふれる味わいをぜひお聴きください。
空に浮く謎の立体ジグソーパズルを組み立てるように、エピソードのピースを重ねている、ファンタジー空想科学小説「シャープ♯」。
ついに17話になりました。読んでくれている方、ありがとうございます。
どうか、あともう少し、それぞれの登場人物たちの思いと冒険にお付き合いください。
【登場人物】
千神七子(ナコ・15)中学三年生。千神雄造の一人娘
真仲 央(アキラ・24)湾岸の鉄鋼会社勤務、ジャズバンドJerryFishではピアニスト。千神雄造の元教え子
アル 千葉港のしゃべるカモメ
鎧ナコ ナコの戦闘モード。鎧で身体を覆われた戦士
千神雄造(54) ナコの父。量子力学学者。大学教授。
エスタ(ミヤビ・Esta・Steinburg 30) 青年実業家、ソーシャルテクノロジー企業・エスタ社CEO。裏の顔はシャープの守護人“エージェント・エスタ”
山下銀嶺(ギン・24)キッチンカーsilverspoonを営む、アキラの親友。JerryFishではベース
寒川達夫(デズ・24)家の鮮魚店で働く。JerryFishではドラムス
手嶌新一郎(24)市役所勤務。JerryFishではボーカル、ギター
三池透馬(25) JerryFishではテナーサックス。元爆弾製造魔
林 幸(さち・20)女子大生
菊田龍成(15)ナコの同級生、生徒会長
マスター 千葉みなと駅前のジャズバーclipper店長
【解説】 扉illustration by yamadatal
鉛色の千葉港に浮かぶクラゲの如く、激しく浮き沈み(アップアップし)ながらも、強引に舵を切って海原を進む「連載小説♯シャープ」。
千葉の港街・千葉みなとを舞台にした、連載形式のオリジナル・ストーリーです。
作者がそこで感じたある「存在」を元に、ほぼリアルタイムで進行します。
もし想像したことが現実になる力を、少女が思いがけず手にしたとしたら…。
失踪した父が残した不思議な赤石リングを使う少女と、彼女を守り巻き込まれていく若者。襲いかかる謎の生命体シャープ♯の正体とは。
図らずも一つ屋根のもとに暮らすことになった、純情な少女と若者、ちょっと不器用な9歳年の差ふたりの小さな物語でもあります。
作者の愛好するジャズの名曲と歌詞が毎回のモチーフになっています。
脳内で映像を浮かべて、楽しんでいただけるとうれしいです。
ちばみなとjpさんとのひょんなご縁で、2021年晩秋から始め、なんと一年半…!
昨夏には4M2Tのキャラクター画でおなじみのイラストレーターyamadatalさんのご厚意でイメージ絵を描いていただきました。
ナコとアキラ+カモメのアルの、ほのぼのとした一コマを、とリクエストさせていただき…
潮風吹く千葉みなとのハーバーで、休日をのんびり過ごす二人と一匹のおしゃべりが聞こえてくるような素敵な絵です。
こちらもイメージがかきたてられ……yamadatalさんに感謝です(^^♪
第四木曜に千葉みなとのジャズバーclipperさんで定例会開催中。シナリオ・ラボ
連続ラジオドラマ プレイリスト
昔やったアニメ ^^
19話までアップしましたが、全体を見渡した上で、いま一度書き直したものを掲載しています。
12月末現在、第1話から第4話まで差し替えました。
(それに伴い、後半一部さげています)
開始から長いこと経っていてストーリーを忘れてしまった方が大半と思いますが、またお読みいただければうれしいです!
(23年10月記)
今回は番外編で、1羽の風変わりな小鳥ナイトのモノローグでつづられます。彼と少年時代のエスタ(ミヤビ)の交流を描いたもので、一篇の童話のように読んでいただけたらと思います。
ストーリーはこのあと、18話のラストから続きます。
副題のジャズスタンダード「A Nightingale Sang In Berkeley Square」、バラードも素敵ですが陽気なバージョンのリンクを貼りました。
3か月ぶりの更新です。「ずいぶん更新してないけど無事か?」と連絡もらいましたが、体調も戻り無事生きてます(笑)
作中の量子力学の部分が明確でないところがあり、先日、つくば市にある高エネルギー加速器研究機構の巨大な電子・陽電子衝突加速器などを見学しました。
世界最高性能といわれる1周3キロを素粒子が走る加速器SuperKEKB、なかなか見られないBelleⅡ測定器、かっこよかった。
研究者の方々にお話を伺ったり勉強したりするなかで、いろいろ勘違いの記述をしているのがわかり、恥ずかしいのでそっと直そうと思います…
連載はまもなく2年となります。この物語は自分に多くのことをおしえてくれました。読んでいただいている方には、本当に感謝しかありません!
下記は前回までの記述です。残しておきます。
(23年7月記)
空想科学怪奇小説「シャープ♯」へようこそ。 作/丸山比朗(シナリオライター)
18話、今回ナコとアキラは逡巡しながらも「選択」をし、ひたむきに貫いていきます。
タイトルのCome Rain Or Come Shine、曲のリンクは前回に続きデトロイトのジャズピアニストCliff Monearさん。
ブルージーななかに静かな覚悟を感じる演奏とともに、ご覧いただければと思います。
(しかし今年の梅雨は雨が少なめでしょうか。晴れた日が続くと雨の日も恋しくなるもので…)
生存するジャズピアニストで世界一好きなクリフさん。いつか、千葉みなとclipperで生演奏を聴くのが夢です。
さて、物語はまもなくラストの風景に向けて進みます。
これまでの話も、順次加筆修正したものに差し替えていく予定です。用語統一、説明とエピソード追加、伏線も入れ込んで(^^;)
こちらもよろしくお願いします。
物語から何かを感じていただけましたら、当方望外の喜びです。
*****以下は、前回書いた説明文です。残しておきます。
17話の写真はアイルランド出身の物理学者ジョン・スチュアート・ベルさんです。
作中の「シュレーディンガーの猫」でもでてきた、50年前にアインシュタインの見解の間違いを証明し、現代量子力学の道を拓いた、20世紀最大の量子物理学者の一人とされている方です。
ジョン・ベル先生の風貌が、雄造先生のイメージにドンピシャだったので使わせてもらいました(出典はクイーンズ大学ベルファスト校)。
10歳から働くのが当たり前という貧困家庭に生まれたジョン・ベル先生は11歳で科学者になると決め、学び続けたそうです。
またタイトルのジャズスタンダード「I Thought About You」、リンクはデトロイトのジャズピアニストCliff Monearさんのトリオ演奏です。
残してきた大切な人を車中で想う、そのあふれる味わいをぜひお聴きください。
空に浮く謎の立体ジグソーパズルを組み立てるように、エピソードのピースを重ねている、ファンタジー空想科学小説「シャープ♯」。
ついに17話になりました。読んでくれている方、ありがとうございます。
どうか、あともう少し、それぞれの登場人物たちの思いと冒険にお付き合いください。
【登場人物】
千神七子(ナコ・15)中学三年生。千神雄造の一人娘
真仲 央(アキラ・24)湾岸の鉄鋼会社勤務、ジャズバンドJerryFishではピアニスト。千神雄造の元教え子
アル 千葉港のしゃべるカモメ
鎧ナコ ナコの戦闘モード。鎧で身体を覆われた戦士
千神雄造(54) ナコの父。量子力学学者。大学教授。
エスタ(ミヤビ・Esta・Steinburg 30) 青年実業家、ソーシャルテクノロジー企業・エスタ社CEO。裏の顔はシャープの守護人“エージェント・エスタ”
山下銀嶺(ギン・24)キッチンカーsilverspoonを営む、アキラの親友。JerryFishではベース
寒川達夫(デズ・24)家の鮮魚店で働く。JerryFishではドラムス
手嶌新一郎(24)市役所勤務。JerryFishではボーカル、ギター
三池透馬(25) JerryFishではテナーサックス。元爆弾製造魔
林 幸(さち・20)女子大生
菊田龍成(15)ナコの同級生、生徒会長
マスター 千葉みなと駅前のジャズバーclipper店長
【解説】 扉illustration by yamadatal
鉛色の千葉港に浮かぶクラゲの如く、激しく浮き沈み(アップアップし)ながらも、強引に舵を切って海原を進む「連載小説♯シャープ」。
千葉の港街・千葉みなとを舞台にした、連載形式のオリジナル・ストーリーです。
作者がそこで感じたある「存在」を元に、ほぼリアルタイムで進行します。
もし想像したことが現実になる力を、少女が思いがけず手にしたとしたら…。
失踪した父が残した不思議な赤石リングを使う少女と、彼女を守り巻き込まれていく若者。襲いかかる謎の生命体シャープ♯の正体とは。
図らずも一つ屋根のもとに暮らすことになった、純情な少女と若者、ちょっと不器用な9歳年の差ふたりの小さな物語でもあります。
作者の愛好するジャズの名曲と歌詞が毎回のモチーフになっています。
脳内で映像を浮かべて、楽しんでいただけるとうれしいです。
ちばみなとjpさんとのひょんなご縁で、2021年晩秋から始め、なんと一年半…!
昨夏には4M2Tのキャラクター画でおなじみのイラストレーターyamadatalさんのご厚意でイメージ絵を描いていただきました。
ナコとアキラ+カモメのアルの、ほのぼのとした一コマを、とリクエストさせていただき…
潮風吹く千葉みなとのハーバーで、休日をのんびり過ごす二人と一匹のおしゃべりが聞こえてくるような素敵な絵です。
こちらもイメージがかきたてられ……yamadatalさんに感謝です(^^♪
第四木曜に千葉みなとのジャズバーclipperさんで定例会開催中。シナリオ・ラボ
連続ラジオドラマ プレイリスト
昔やったアニメ ^^
メールアドレス | showun@hotmail.com |
シェア | ポスト | 送る |