～『酒』を以て貴しとなす～平成最後の『カクウチ』に行ってきた。

イベント西千葉 3613

2019/4/24


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「酒」を通じて広がる輪。
酒飲みのマナーさえあれば来る者は拒まず、酔い去る者は追わず…。
ビギナーでも気軽に呑み、楽しめる角打ち(カクウチ)が【西千葉】で平成最後の開催。
カクウチの楽しみ方も交えつつ、その様子をレポートします。

暖かな陽気の中、「カクウチ」開催

4月20日(土)・21日(日)
西千葉にある「酒舗にしうら」さん前にて、カクウチが開催。
ジェントル＆レディな酒飲み達が今日も旨い酒を片手に、呑み語らう。
天気にも恵まれ、昼間から会場は多くのファンで賑わいを見せています。
5月からは新元号となるため、平成最後の開催。
ついつい「○○最後」という言葉に釣られ、今回も現地にお邪魔してきました。

難攻不落のカクウチ台が登場

今回も登場しました。酒道部さんのステージ「カクウチ台」
この台が『カクウチ』の大事なシンボルとして臨場感を演出しています。
そもそも酒道部さんは千葉でも角打ちをしたいという願望を満たすべく８年ほど前から行動開始。
「酒がつながりを作る」をテーマに西千葉の酒屋、酒舗西浦(にしうら)さんのご協力を得て、不定期開催しています。

カクウチの楽しみ方①「ＳＡＫＥチケット」を購入

今回もＳＡＫＥチケット(1,000円)を購入。
チケットなしで普通に日本酒を買うと１杯500円なのですが、このチケットを買えば1杯分多く飲める為、断然お得です。
しかも使い切れなかった場合は、次回に使いまわすことも出来ますぞ。
※ただ、なくさないように気を付けましょう♪

カクウチの楽しみ方②「ＳＡＫＥチケットでお酒を購入」

さっそく「ＳＡＫＥチケット」を使って、日本酒を頂きます。
お酒は毎回、日本各地の美味しい地酒がチョイスされてます。
ジャケットから気になりつつも…う～ん、ど・れ・に・し・よ・う・か・な♪

というわけで、困ったときのツルさん頼み。
御世話になっております、酒道部でニューラジスタ・マスターのツルオカさんにお酒を選んで頂きました。
頂いたのは山形のお酒『壽(ことぶき)』
白く濁っているので、にごり酒かと思いきやそうではないそうです。
この『壽(ことぶき)』、するっと呑みやすく美味しく頂けました。
お酒についても忌憚なく聞けて、知れるのもいいですね♪

カクウチの楽しみ方③「おつまみ編」

工業都市が育んだ「角打ち（かくうち）」は酒屋で立ち飲みをするスタイルでその呼称は北九州が発祥とされています。(語源は「酒屋の隅（角）で飲むこと」や「枡の角から飲む（打つ）」など諸説あり)
一日を終えた労働者が帰宅途中に酒屋へ立ち寄り、買ったお酒をその場で飲んだことに由来します。
また、「おつまみ編」としては、居酒屋と違い、お酒の量り売り以外のサービス（料理）提供を行わないこと。そして、客は巷で買った珍味や缶詰などのおつまみをアテにお酒を嗜むのがカクウチ流。

例にならって持ち寄られるおつまみから、とみに見受けられる心温まるシーン。
「よろしければ分けて食べて」とカクウチ台におすそ分けが置かれ、だんだんとおかずで埋まっていく。
心優しいカクウチファンが多い証拠なのだと思います。

夜のとばりが降りてきて…。

仲間(カクウチファン)もまた集まってくる

常連さんも、新しい顔ぶれの方も入り交じり、カクウチはこれからも盛り上がっていきます。

剣道、柔道、華道、茶道…。
数々の『道』があるのなら『酒道』があっても良いではないか。
そんな思いつきから始まったのが酒道部であり、カクウチ。
老若男女や業種の壁を越えた緩やかな酒好きの集まりは、なおも拡大中。
酒道部訓は「酒は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

その訓示のとおりに、カクウチ会場内は保たれた秩序の中、心地酔い(ここちよい)時間が過ぎていきましたとさ。

次回の開催は未定。
ぜひ酒道部さんの今後の活動をＷｅｂサイトでチェックしてみてくださいね。