不要品は捨てずに「ジモティースポット千葉」へ【稲毛新聞2025年3月号】

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2025/3/4


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不要品を地域で譲り合う「ジモティースポット千葉」が今月1日にイオンタウン稲毛長沼（千葉市稲毛区長沼町112～2）にグランドオープンした。イオンタウンでは全国初出店となる。

千葉市とリユース協定

千葉市は、焼却ごみの削減と持続可能な循環型社会の実現を目指しリユース活動を促進するため、昨年2月に㈱ジモティーと協定を締結。これに基づきイオンタウン稲毛長沼に不要品回収スポット「ジモティースポット千葉」が開設される運びとなった。こうした官民連携は県内初とのこと。

㈱ジモティーは今年1月時点で200を超える市区町村とリユース活動を行うなか、川崎市での実績は、２０２３年の１年間でジモティースポットを通じて約4万品を譲渡、約180トンの物品をリユースした。当然ながらその分、ゴミ処理費用を削減できたことになる。

持ち込みは千葉市民限定

使わなくなったものを地域の人々の間でリサイクルする情報サイト「ジモティー」を活用したことのある方も多いだろう。

従来のジモティーの情報サイトで譲渡する場合、ＩＤを取得し画像や説明文を用意し出品作業を行う。そして譲り受け希望者から連絡があったら、受け渡し場所や日時、または発送方法などのやりとりを行うため手間暇がかかる。

その点、「ジモティースポット千葉」では、予約不要で一人何品でも不用品を持ち込むことができ、その際の引き取り手数料も無料としている。なお、持ち込みは千葉市民に限定。譲り受ける希望者は、持ち込まれた品の詳細を情報サイト「ジモティー」で検索し、ジモティースポットで引き取り可能だ。不用品を持ち込む際は住所を証明できる運転免許証などが必要。店頭の専用タブレットにて受付登録を行う。そして所定の場所へ持ち込み品を置くという流れ。

●持ち込み対象品

使える状態のもの限定。家電・趣味･レジャー･スポーツ・子ども用品・衣料品・服飾雑貨・生活雑貨・食器・ペット用品・書籍･コミック・ＣＤ･ＤＶＤ・家具（３辺合計１８０cm以下）。

●持ち込めないもの

破損や目立つ汚れ、臭いがする品、解体されているなどすぐに使えないもの、家電は電源が入らない、使用目的の利用ができないなどジャンク品は不可としている。

また、リサイクル家電４品目（冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン、ＴＶ）。組み立て時の3辺の長さの合計が１８０cm以上の家具全て・自転車・マットレス・寝具・畳・マッサージチェアなどの管理医療機器・雛人形・五月人形・ズボンプレッサー・車のタイヤ・タイヤチェーン・データ保存媒体・耐火金庫・塗料、スプレー缶・その他、持ち込み対象の種類に記載がないものなどは不可。

詳細は左記２次元コードから「ジモティースポット千葉」公式サイトへ。
https://jmty.jp/about/jmtyspot_chiba