重巡「高雄」ゴジラ-1.0ver.を作る 04
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2025/8/21
はいはい、ほぼ一年ぶりの高雄製作記でございます~。
この一年は、途中で浮かぶ港湾ジオラマの製作に移行してしまったため高雄の製作を中断していましたが、このままだとデカくて邪魔な高雄の艦橋が部屋に転がり続けることになるので、意を決して完成させちゃおうと思います。
で、件の高雄さんは、今はこんなん感じです。
だいぶ出来上がってきましたなぁ。感無量でございます。
では、船体製作の様子から振り返ってみましょう!
まず、ペパクラの船体断面図を4㎜厚のシナベニヤにカーボン紙で転写していきます。
この際、気を付けなくてはならないのは、外板は1㎜厚のバルサ板を貼り付けていくので、トレースする際に1㎜分内側にずらして線を引かなくてはなりません。
また、船体上部の縁には2㎜角材をガンネルとして貼り付けていくので、上端も2㎜カットした状態でトレースしないと、微妙にデカい船体になっちゃうので注意です。
お次は、電動糸鋸でフレームを切り出すのですが、これがまた面倒くさいw
ひたすら気合と根性で格闘すること数時間、やっと全てのフレームを切り出しました。
仮組みしてみたらこんなんなりました。お魚の骨みたいっすね!
骨組みを接着したら、船体に歪みが出ないように気を付けながら1㎜厚のバルサ板を貼り付けていきます。
船底もペタペタ貼っていきます。この作業、心を無にしてできるので大好きです♪
高雄の船体製作における最大の難所である巨大なバルジ。もうひたすらメンドクサイ!
苦闘の末、バルサの外板を貼り付け終わりました。高雄型重巡特有の優美なラインがタマランチ会長!
船底はこんな具合です。巨大バルジのおかげで厄介な形状になっております。
おいらのお船はラジコンなので、船体の強度をアップさせるために除骨の間にヒノキの角材を貼り込んでいきます。この補強材が付くと船体ががっしりとして取り回しも楽になります。
最後に船縁にヒノキの2㎜角材を貼り付けてガンネル部とします。
艦尾は、手前で少し下がる感じになるので、これまた面倒ですなぁ。
高雄型の船体って細長い!流石は高速巡洋艦♬
甲板は1㎜厚のプラバンを切り出してこさえます。
船体は、防水と船体強化のためにFRPを厚塗りし、乾燥後に外側をサンディング。
FRPだけだと、細かいクラックから水が染み込むので、その上からサンディングシーラーを4度塗りして再びやすり掛け。
すると、木製だけど防水船体一丁上がりです!
作ってあった上部構造物を乗っけてみると、ジャストフィット!
舷外電路は1.5㎜厚のプラバンを切り出して製作。
舷外電路の抑え金具は、ケント紙の細切りです。これを一つ一つピンセットで接着するのですが、老眼のおいらにはキビシ~い作業だ!
航空作業甲板を作り忘れていたことに気づき、慌てて製作。軌条は工作用紙を切り出して作ってます。これも老眼殺しな苦行ですw
開いている舷窓は、エッチングパーツ。閉鎖された窓の蓋は、ちょっと厚みのある(0.4㎜くらいか?)100均で見つけたスパンコールです。
で、ゴジラ-1.0仕様に塗装すると最初の画像になるわけであります。
後ろから見るとこんなん感じです。
というわけで、約1年ぶりの高雄の製作記事でした。
この後、ラダーやスクリューを取り付け、RCメカを積み込めばラジコン高雄の完成であります!
さぁ、秋の走航会に間に合うように頑張っていきますよ~。
このまとめ記事の作者
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