あすか交通オリジナル「そらまめツアー」地域密着型の日帰りバス旅行【2022年3月号】

  2022/3/7
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あすか交通オリジナル企画の日帰りバス旅行「そらまめツアー」は、普段使っている身近なバス停から乗車でき、気軽に出かけられると話題だ。そこで、2月開催の南房総ツアーに小紙編集部が参加。観光スポットやツアーの魅力をレポートする。

佐久間ダム河津桜とお花畑で春を先取り♪舟盛海鮮ランチで幸せ房総!

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 今回参加したコースは「佐久間ダム河津桜とお花畑で春を先取り♪舟盛海鮮ランチで幸せ房総!」料金は1名8500円。朝の出発は7時半~8時半、ガーデンタウン1番、幸町公民館、稲毛海岸駅、検見川浜駅、ベイタウン・コア、各バス停を回って参加者が乗車。スカイタウン、スカイマンションは接続便があり、稲毛海岸で本便へ乗り継ぎ可能。
 密にならないように乗車人数を制限、乗車時には検温と手指の消毒、車内は5分毎に自動換気が行われるというからコロナ対策は万全だ。

南房総で一足早い春とグルメを満喫

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最初に立ち寄ったのは館山市内の人気観光スポット「渚の駅たてやま」。海洋民俗をテーマとした博物館や、渚の駅たてやまの名誉駅長「さかなクン」の世界が広がるギャラリーなどを見学。
 その後、フラワーラインの沿道を黄色く縁取る菜の花に癒されつつ伊戸漁港へ向かった。ランチは地元の人も通うという「漁港食堂だいぼ」で海鮮料理。目の前に広がる海を眺めながらの最高のロケーションで舟盛の新鮮なお刺身定食をいただいた。 
 食後は千倉町の白間津お花畑へ移動。ストック、キンギョソウ、キンセンカなど色とりどりの花が咲く南房総では、一足早い春の訪れを感じられた。
 そして、南房総一の桜の名所、佐久間ダム親水公園(鋸南町)へ。この日は2月中旬だったので、少し残っていた水仙のほか、三分咲ほどの頼朝桜(河津桜)、美しい梅も見ることができた。佐久間ダム周辺には2200本もの桜が植えられており、シーズン到来時には圧巻の景色だという。
 45分間ほど里山の魅力を満喫したあとは、「道の駅保田小学校」へ。廃校になった小学校を有効活用した施設で、メディアにも度々紹介される有名スポットだ。教室は飲食店や宿泊施設として再利用され、黒板や机など、当時の学校備品も残されているノスタルジックさが人気。お土産センターに姿を変えた元体育館で、3千アイテムのなかからゆっくりお土産を選んでツアーは終了。各バス停の到着時間は17時半~18時半とあまり遅くならないのもありがたい。行く先々で地域の歴史や観光スポットなどをアナウンスしてくれるバスガイドさんは、親しみやすい人柄と軽快なトークで移動中も楽しませてくれた。
 
 普段は車で小旅行することが多いという参加者の女性は、久しぶりのバス旅行だったとか。「運転しなくていいので景色を楽しむことができました。千葉県内にはまだまだ知らなかった魅力的な場所があるのでまた利用したいです」と話した。
 あすか交通の「そらまめツアー」では、季節ごとにさまざまなオリジナルツアーを企画中。今後はどのようなツアーが登場するのか楽しみだ。
◇問い合わせ先◇あすか交通・ツアー担当◇℡043・445・7791(平日9時~17時)
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稲毛新聞
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