縄文太鼓
イベント
5387
2019/10/18
以下は 5 年前に書かれた内容です
千葉県在住パーカッショニスト、千葉シティ観光PR大使の松本ちはやです。
令和元年11月、千葉を飛び出し群馬県立歴史博物館にて縄文太鼓コンサートを行います!
令和元年11月、千葉を飛び出し群馬県立歴史博物館にて縄文太鼓コンサートを行います!
もくじ
縄文太鼓って???
縄文土器といえば火焔型土器や遮光器土偶が有名ですが、有孔鍔付土器(ゆうこうつばつきどき)をご存知ですか?
口縁部に小さな穴がいくつも空き、そのすぐ下には鍔(線のような出っ張り)がついている樽型や壺型の土器です。
その有孔鍔付土器に動物の皮を張って蓋をしたものが復元縄文太鼓と呼ばれるものです。
口縁部に小さな穴がいくつも空き、そのすぐ下には鍔(線のような出っ張り)がついている樽型や壺型の土器です。
その有孔鍔付土器に動物の皮を張って蓋をしたものが復元縄文太鼓と呼ばれるものです。
縄文時代に太鼓や音楽はあったの?
実のところ、縄文太鼓が存在したかどうかは証明されていません。
学術的には種を保管するためや、お酒を作るために使われていたのではないか、と言われています。
が、こちらも勿論出土されたものからの推測です。出土された有孔鍔付土器には大きな口を開けたヒトのような文様が描かれているものがあります。まるでその姿は歌っていたり、踊っているように私には見えます。
複雑な文様の土器や土偶を作っていた縄文人が、音やリズムの愉しさに1万年気が付かずに過ごしたのでしょうか?
学術的には種を保管するためや、お酒を作るために使われていたのではないか、と言われています。
が、こちらも勿論出土されたものからの推測です。出土された有孔鍔付土器には大きな口を開けたヒトのような文様が描かれているものがあります。まるでその姿は歌っていたり、踊っているように私には見えます。
複雑な文様の土器や土偶を作っていた縄文人が、音やリズムの愉しさに1万年気が付かずに過ごしたのでしょうか?
土器を作ってみたら何かがわかる?
私が縄文太鼓に出会うきっかけとなったのも、千葉県千葉市加曽利貝塚に太鼓があったからです。
「土器の太鼓が沢山あるけど、叩く人がいない」と、いうことで最初は太鼓を借りて演奏したり、子供向けWSを行ったりしました。
これまで音楽しかやってこなかった私ですが、学芸員さんや土器づくり同好会の方々が教えてくれる話は、リアルにその土地の自分のご先祖さまを感じることができ、そして何とも不思議な浪漫や夢を感じる魅力的なものでした。
そして、私も縄文太鼓制作に挑戦してみました!
土器づくりの大ベテランおじいちゃんにひとつひとつ教えて頂きました。手仕事なので力も必要だし、その日の気温や湿度によっても粘土の状態は変化するので、なかなか難しいです。
教わった中でおじいちゃんの忘れられない言葉があります。
「40年作り続けてきて、有孔鍔付土器のこの形は絶対太鼓なんだ。作り続けてきたからこそ、私にはわかる。」
「土器の太鼓が沢山あるけど、叩く人がいない」と、いうことで最初は太鼓を借りて演奏したり、子供向けWSを行ったりしました。
これまで音楽しかやってこなかった私ですが、学芸員さんや土器づくり同好会の方々が教えてくれる話は、リアルにその土地の自分のご先祖さまを感じることができ、そして何とも不思議な浪漫や夢を感じる魅力的なものでした。
そして、私も縄文太鼓制作に挑戦してみました!
土器づくりの大ベテランおじいちゃんにひとつひとつ教えて頂きました。手仕事なので力も必要だし、その日の気温や湿度によっても粘土の状態は変化するので、なかなか難しいです。
教わった中でおじいちゃんの忘れられない言葉があります。
「40年作り続けてきて、有孔鍔付土器のこの形は絶対太鼓なんだ。作り続けてきたからこそ、私にはわかる。」
今を生きるってどういうこと?
縄文時代のことは正直、私にはまだまだわかりません。
でも、加曽利の森の中で自然を感じながら粘土を弄って、縄文時代に作られた土器を真似て作っていると…
なんだか日々を過ごす事、毎日を生きる事がとても大切な営みに思えてきます。
暑かったり、寒かったり。
晴れていたり、雨だったり。
今ここに地球に生きて暮らしていることを実感することが出来て、それはいつの間にか私の心を静かにゆっくりと幸せにしてくれるのです。
でも、加曽利の森の中で自然を感じながら粘土を弄って、縄文時代に作られた土器を真似て作っていると…
なんだか日々を過ごす事、毎日を生きる事がとても大切な営みに思えてきます。
暑かったり、寒かったり。
晴れていたり、雨だったり。
今ここに地球に生きて暮らしていることを実感することが出来て、それはいつの間にか私の心を静かにゆっくりと幸せにしてくれるのです。
ハート形土偶大集合!!
そんな魅力溢れる縄文土器太鼓、加曽利貝塚を飛び出し、群馬県立歴史博物館にて小さなコンサートをやらせて頂けることになりました。
Jomon太鼓を叩こう!
松本ちはやコンサート
"とび出せ!縄文のリズム!"
11/10(日)14:00〜14:45
群馬県立歴史博物館 視聴覚室
定員144名
1ヶ月前、10/10より電話予約
027-346-5522
全国の博物館を縄文太鼓コンサートで巡るのが今は目標であり、私の夢となっています。
お近くの方もそうでない方も、是非沢山の方に聞いて頂きたいコンサートです。ご来場ください!
Jomon太鼓を叩こう!
松本ちはやコンサート
"とび出せ!縄文のリズム!"
11/10(日)14:00〜14:45
群馬県立歴史博物館 視聴覚室
定員144名
1ヶ月前、10/10より電話予約
027-346-5522
全国の博物館を縄文太鼓コンサートで巡るのが今は目標であり、私の夢となっています。
お近くの方もそうでない方も、是非沢山の方に聞いて頂きたいコンサートです。ご来場ください!
特別展ではハート形土偶が展示されていますが、常設展の埴輪も見応えがありますよ〜!
コンサート当日、スペシャルゲストも登場予定!
縄文太鼓いにしえ
https://jyomon.net/
縄文太鼓 演奏動画
https://youtu.be/U2rb9WzwRU8
コンサート当日、スペシャルゲストも登場予定!
縄文太鼓いにしえ
https://jyomon.net/
縄文太鼓 演奏動画
https://youtu.be/U2rb9WzwRU8
以上は 5 年前に書かれた内容です
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