千葉カツカンパニー 結婚相談所 リボンスクエア【2022年12月号】

  2022/12/6
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臼井日出男・正一両氏の親子二代にわたる政治家秘書を務めた後、個人運営の結婚相談所・リボンスクエアを設立。培った経験をもとにした独自のコンサルティングは会員のためを思う優しさに溢れるだけでなく、自身を見つめ直すように導く厳しさも。豊富なノウハウで、多くの成婚を実現させている。

婚活は第一印象が勝負。見た目をよくするためのアドバイスは徹底的にやります。

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小紙編集部記者・稲しん子、今回は千葉市を拠点に活動する結婚相談所「リボンスクエア」さんをお訪ねしました。お話を伺ったのは代表の貴嶋美知子さん。「ともに家庭を築いてくれる人を見つける」ために、とてもきめの細かいサポートをされていました。

外見や人間性が結婚できない理由にはならないんです

稲しん子(以下・稲)貴嶋さんは個人で結婚相談所を運営されているのですね。

貴嶋さん(以下・貴)個人運営は多いですよ。むしろ個人が主流の業界です。少し説明しますと、個人の結婚相談所は、IBJ(日本結婚相談所連盟)、BIU(日本ブライダル連盟)といった結婚相談所を束ねる団体に所属するのが一般的です。うちはその2連盟と、R・net(良縁ネット)にも加盟しています。各連盟にはそれぞれ数万人の登録会員がいまして、加盟している結婚相談所はそのデータにアクセスできます。だからうちの場合は、トータルで16万人分くらいの会員情報が閲覧できるんですよ。不動産屋さんがレインズというシステムで物件情報を共有しているのと同じような仕組みです。

稲・16万人の中から相手探しができるのですか、すごい。結婚相談所を始めたきっかけは?

貴・私は衆議院議員だった父・臼井日出男氏と、県議会議員だった弟・正一(現参議院議員)の二代にわたって秘書をしてきました。ただ、弟は2009年の衆院選にチャレンジして、その時は残念ながら落選しました。事務所を畳む際に未処理だった陳情を一つずつ片付けていったんですけれど、
その中に、「結婚相手を探してほしい」という要望があったんですよね。

稲・政治家さんは色々な頼まれ事をされますものね。

貴・事務所を畳んだ段階でいただいた釣書をお返ししたりもしたんですけれど、いくつか残ってしまって。それならいっそのこと婚活パーティーでも開催してみようかと。秘書の仕事がなくなって暇でしたし、私の同級生にも未婚の人が結構いたし、人が喜んでくれることをやりたいという気持ちもありました。

稲・華やかだし、話題づくりにもなりそう。

貴・思った以上に好評で、それから1年半くらいの間、ボランティア的に婚活パーティー屋さんをしていました。けれど、なかなか結婚まで至る人がいなかったんですよ。
どうしてだろうと考えて、わかってきたのは、もともとの外見とか人間性とかが原因で結婚が決まらないわけではないということ。第一印象の与え方が下手だったり、的外れなリクエストをしていたり、改善の余地がある人ばかりだったんです。なぜ選ばれないか、もしくはなぜ選ばれるかを研究して、どうにかして結婚させたいと頑張っているうち、今に至っています。

稲・最初から結婚相談所をやろうと思っていたわけではなかったのですね。

貴・感覚的なものですけれど、お見合いの場に入ってきた時「この人、選ばれるな」とひと目でわかります。第一印象って一瞬。「初めまして。こんにちは」と言い終わる前に女性は○か×か判定しています。婚活でいったんNOだと感じたら、女性の気持ちはもう動かない。一般の社会生活だと、最初の印象が最悪でも、会社の同僚として机を並べているうちに慣れてきて、愛情が育ったりもするんだけれど、
婚活ではそういうことはないですから。

稲・選びに来ているのですものね。真剣勝負というか。

人をいかに見栄えよくするか、ブラッシュアップするかをずっと考えてきました

貴・だからこそ、見た目をよくする努力が必要。プロフィール写真の撮り方や、似合う服の選び方、姿勢、話し方、笑顔、それから聞き上手とか、リアクションがいいとか、ちょっとしたことの積み重ねで、全体の佇まいに対する好感度がアップします。イケメンとか、そんなことじゃないんですよ。

稲・見た目をよくするためのアドバイスはどういう時にされているのですか?

貴・タイミングとしては婚活をスタートする入会時と躓いた時が多いかな。お見合いが上手く行かなかった後のヒアリングの際、反省点として、気になった部分を伝えます。喋り方はゆっくりにしましょう、とか、相手が話し終える前に被せてくるのはやめましょうとか、会話の組み立てもあまり相手に合わせすぎないようにとか。

稲・会員向けのサービスとして、衣装の買い物にも同行されるのですよね?

貴・デート服やお見合い服を買いに行きます。男性会員には選ばせないです。どれがいいか聞いても「わからない」という答えが返ってくるだけなので、私が「これとこれとこれを着なさい」って選んでしまいます。

稲・伺っていると、プロデュース業に近いのかなと思えてきます。

貴・秘書の経験が活きていますね。議員をいかに見栄えよくするか、ブラッシュアップするかをいつも考えていましたから。その人に適した見せ方や表現を模索してトータルにコーディネートするのが得意なんです。

稲・ちなみに、会員さんの男女比は?

貴・業界全体では女性と男性の比率は6対4くらいなのですが、うちの場合は男性が約8割。年代でいうと、40代男性がほとんどなんです。

稲・会員になってから結婚に至るまでの期間はどれくらいでしょう?

貴・目標としては、半年以内に結婚相手と出会って、4~5カ月で成婚。だいたい1年以内でと言っています。成婚率は86%です。比較的優秀なほうだと思いますよ、IBJから4年連続で成婚表彰をいただいたりしていますので。

稲・成婚率の高さは結婚相談所を選ぶ時の指標になりますね。

貴・やはり実績と経験年数は大事です。それと、気をつけていただきたいのはお申込み上限が低く設定されていないかどうか。月に20件までというところが結構多いんですが、出会いの機会は多い方がいいでしょう? だからうちは上限を295件にしています。

稲・話は違うのですが、貴嶋さんは倫理法人会の役員をお務めなのですよね?

貴・千葉県倫理法人会の女性委員長です。倫理法人会とは、主に会社経営者が参加する全国組織で、生活の改善や自己研さんをして繁栄と平和を目指そうという活動をしています。朝6時から、モーニングセミナーという勉強会が開かれるんです。千葉県で3千400社ほどが加入していますので、人脈は広がるし、活動をお仕事に反映されている人も多いんですよ。

稲・本業もお忙しいでしょうに、大変ですね。

貴・政治家の秘書とか、婚活のお手伝いとか、誰かを支えることには慣れているけれど、自分がトップに立つのは経験がなくて、戸惑うことばかりで日々勉強です。

稲・いくつになっても人生は修行だと。肝に銘じます(笑)。
今日はありがとうございました。
結婚相談所 リボンスクエア
住所:千葉市花見川区検見川町3-315-17
℡:043-375-3758
Mail:ribbonsquare@gmail.com     
HP:http://ribbonsquare.net/
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千葉市内を中心に配布しているフリーペーパー「稲毛新聞」です。 平成8年に創刊、おかげさまで2021年には創刊25周年300号を迎えました。 地域...
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