新春特集 千葉の実業家インタビュー 【稲毛新聞2026年1月号】

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  2026/1/8
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千葉県内で多くの医療・福祉の拠点を持ち、関連する様々な業種で事業を展開するドットライングループの代表垣本祐作氏(40)。自身の体験をきっかけに地元千葉で「人が最期まで幸せに生きられる社会」を目指す一方で、スポーツによる地域貢献を掲げ、昨年バレーボールチーム「千葉ドット」の運営を開始。そして地域との繋がりを模索する中で、ローカルメディア事業の一環として本紙と提携し、稲毛新聞改め「ドットスポーツ新聞」として新たな一歩を踏み出す。本紙の30年に及ぶ歴史と地域、郷土愛を基に次々と新たなチャレンジを続ける垣本氏の新たな挑戦が始まる。

株式会社ドットラインホールディングス 代表取締役兼グループCEO 垣本祐作氏

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稲毛新聞(以下・稲)垣本社長のご出身は千葉市ですよね。

垣本社長(以下・垣)生まれは千葉市の誉田で、ずっと千葉で育ちました。でも昔から東京や世界に目が向いていて、大学も東京、仕事も東京、若い頃は世界で活躍したいと思っていました。

稲・そんな垣本さんの郷土愛はどのように芽生えたのですか?

垣・自分を可愛がってくれた祖母が要介護となり、自宅介護の限界を迎えて、やむをえず施設に預けました。祖母はいつも「家に帰りたい」と泣いて、日に日に老衰し亡くなりました。そのとき「どうやったら人は最期まで幸せに生きられるのか」と自問自答したものです。

稲・それはつらい体験でしたね…。

垣・この経験からわかったのは、様々な社会問題を解決するには地域や家族など小さな単位の問題に向き合うことなんだと。社会問題は小さな問題の集合体ですから。

稲・その出来事が当時のお仕事に影響を?

垣・当時運営していたインターネット系の事業が、ただ消費を促すだけのものに思えてきて…。もっと人の命や幸せに関わる仕事をしたい、それを家族や友人がいる場所から始めたいと千葉に戻ってきました。

稲・なるほど。そこからの郷土愛ですね。

垣・まずは自分のルーツがある場所、友人や繋がりのある人々がいる地域から幸せにしたいと思い千葉で医療・福祉事業を展開してきました。

稲・「地域を幸せにする手段として、地域スポーツを応援する」という考え方についてもお聞きしたいです。

垣・スポーツって無意識に地元チームや地元出身選手を応援していますよね。千葉県民なら千葉ロッテマリーンズを応援している人が多いし、どのスポーツでも世界大会なら日本代表を応援したり。そこには郷土愛や祖国愛が表れていて、スポーツはそういう気持ちを引き出してくれます。地元が好きな人が増えれば、その地域に愛があふれてくる…それって幸せな地域だと思うんです。

稲・昨年貴社はバレーボールチーム「千葉ZELVA」の経営権を取得し、チーム名を「千葉ドット」へ改称。新たな運営体制となりました。

垣・スポーツという新たなフィールドでも地域貢献に尽力したいと考えています。結局人を動かすのは夢なんです。今は夢を持ちにくい社会ですが地域スポーツを通じて子どもにも、そして大人にも夢を持ってもらいたい。それが私の願いです。

稲・その地域貢献の一環として、稲毛新聞次号から小社と新たな地域創生メディアをスタートすることになります。どのような思いでこの事業を始めるのでしょうか。

垣・実は私自身も一読者として、以前から稲毛新聞を興味深く読んでいました。そして弊社でも地域スポーツを応援するメディアの立ち上げを企画していたところ、ある方から稲毛新聞社さんを紹介していただきました。スポーツの記事を含め地元の情報を30年にわたり発信し続けて来られた稲毛新聞には魅力を感じていましたし、今後コラボできることに大きなご縁を感じています。

稲・地域スポーツを応援しながら夢を伝える手段としてローカルメディアが持つ役割とは?

垣・現代は「デジタル疲れ」している人が多いようです。それに情報が溢れすぎていて、信頼できる発信源が見えにくい。だからこそ信念を持つ人が価値ある情報を選び、責任を持って届ける。それがアナログであることも貴重で、そんなメディアが今必要なんだと思います。

稲・フェイクニュースや信憑性を疑う情報も多いですよね。

垣・ネガティブな情報で人を引きつけて広告収入を得るメディアもある中で、私たちが目指すのは、夢や希望に満ちた情報を届けること。読んだ人が前向きになるような、そんな情報紙にしたい。この思いはドットライングループが県内で200以上の医療・福祉拠点を展開し、県内最大級となった原動力と同じです。
千葉に福祉のインフラを根づかせ、地域の人たちが安心して暮らせる土台を築いてきたことにも繋がっています。

稲・このメディアにはどのような展望がありますか?

垣・郷土愛は「誰かの役に立ちたい」という思いの原点かもしれません。だから地域を愛する人が増えれば日本はもっと豊かになる。それに利益だけを追いかけていては人としての成長は難しい。でも利他の心を持てば、人も社会もきっと育っていける。そんな思いをカタチにする新聞ですからこのメディアの挑戦を千葉から全国へと広げていきたいです。

稲・よろしくお願いいたします。

垣・こちらこそ。
垣本祐作/1985年千葉市緑区出身 市立稲毛高校 日本社会事業大学社会福祉学部卒 慶應義塾大学通信教育課程学士入学 ㈱ベネフィットワン勤務後競艇選手に転身。退所後ボートレーサー予備校設立。2011年㈱ドットライン創業。医療福祉業界で千葉県最大級の事業規模に成長。
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