1/200 港湾施設07 千葉高架水槽をつくる
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2021/8/15
以下は 3 年前に書かれた内容です
この夏は気合で港湾施設を完成させようとがんばっているおいらですが、大好きなお船達と違って、好きでもない建物ばかりを作らんといけんので、ストレス爆上がりなんですな。
港湾完成の暁に、ここにお船達が憩う姿を想像しながらやり遂げたいと思いますわ。
そんなこんなで、ただの倉庫とかを延々と作っていると精神崩壊してしまうので、少しでもモチベーションを上げるため、千葉ゆかりの建築物を製作しておりますが、第1弾の「検見川送信所」を作ってみたところ、すっかり大正レトロの魅力に憑りつかれてしまい、第2弾も千葉市内に大正・昭和時代に作られて、今も現存する千葉の施設に狙いを定めてみました。
はい、こちらで~す。
画像は千葉県HPより引用
千葉の誇る大病院である千葉大病院が建つ猪鼻山に、ズド~ンとそびえ立つ謎のレトロな塔、それがこの…
千葉高架水槽
なんでありますな。
調べてみると、昭和12年に建てられて以来、今も現役で活躍しているスーパー働き者の高架水槽なんだそうな。
しかも、上から見ると正12角形の高架水槽というのは全国にもあまり例がないらしく、バルコニー下部のシャレオツな装飾も何となくイケてるから、平成19年に登録有形文化財(建造物)に登録されたんだそうです。(へぇ~全く知らなかったよw)
しかも、建造から80年以上経っているにもかかわらず、バリバリ現役の給水施設として稼働中というご活躍っぷり!なんか、現代の給水塔は停電になると止まってしまうけど、この老高架水槽は、塔の上部に設置された水槽から重力を利用して給水を継続できるという、とんでもない性能の持ち主なんだとか。
長く千葉市に住まう方なら、一度は見たことがあるであろう猪鼻山の謎のレトロな塔は、実は凄い老兵さんだったんですね。
かの古の名老兵、「黄蓋」、「黄忠」、「厳顔」に加え、「千葉高架水槽」も、世界名老兵列伝に書き加えられてしかるべきでありましょう。
で、いよいよ模型の製作に移ろうと思いますが…。
いきなり、完成しちまったよ(爆)
この背の低いドルアーガの塔のような素敵な建造物ですが、正12角柱という中々に厄介な形をしておりまして、おまけに上に行くにしたがって若干すぼまっているんですな!
ほんとにモデラー泣かせな形状の高架水槽なんですが、この糞テパーを表現するためにすったもんだやってたら、思わず製作途中の写真を撮り忘れた次第でありまする。
ちなみに塔の横にある建物は、電飾用の電池ボックスを隠すためのものであり、実際には存在しない施設です。千葉高架水槽の横に設置されている巨大なコンクリ製水タンク頂部の小屋をモチーフにして作ってみました。付随施設もしっかりとデザイン的統一性が図られているのも、この施設の大きな魅力の一つだと思います。
この港湾模型においても、港の給水施設という設定ですが、形が灯台っぽいので頂部にLEDを設置して、エセ灯台みたいにしてみましたw
さ~て、どんどん港を建築していきまっせ~♪
以上は 3 年前に書かれた内容です
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