Nerhol 水平線を捲る
千葉市
142
2024/8/21
Nerhol(ネルホル)は、田中義久(1980–)と飯田竜太(1981–)により2007年に結成されたアーティストデュオです。二人の対話を契機に、人や植物など「移動」にまつわる様々な事象のリサーチを通じ、他者に開かれてきた長年におよぶ表現活動の歩みを、美術館で初となる大規模な個展によって紹介します。
Nerholの活動は、グラフィックデザインを基軸とした田中と、彫刻家である飯田の協働性を特徴としています。人物の連続写真を重ねて彫る初期のポートレートから、今日では帰化植物*や珪化木*、アーカイブ映像まで対象を広げ、独自の世界観を深化し続けてきました。写真と彫刻、自然と人間社会、見えるものと見えないものといった複数の境界/間を、日々の会話のように行き来して紡がれてきた作品は、私たちを多様な解釈へと誘います。
「Nerhol 水平線を捲る」展では、これまでの活動における重要作や未発表作に加え、千葉市の歴史や土地と関わりの深い蓮をテーマとした最新作、さらには二人が選ぶ美術館のコレクションを展示し、この場所だけでしか体験できない空間を創出します。人間の知覚や現代社会における一義的な認識では捉えることができない、Nerholによる時間と空間の多層的な探究は、千葉の地で豊かな展開を見せることでしょう。
*帰化植物 自生地から日本国内に持ち込まれ野生化した外来種の植物
*珪化木 地中で長い時間をかけてケイ酸が浸透し石化した植物
※Nerhol《Spiraea cantoniensis》2023年
Nerholの活動は、グラフィックデザインを基軸とした田中と、彫刻家である飯田の協働性を特徴としています。人物の連続写真を重ねて彫る初期のポートレートから、今日では帰化植物*や珪化木*、アーカイブ映像まで対象を広げ、独自の世界観を深化し続けてきました。写真と彫刻、自然と人間社会、見えるものと見えないものといった複数の境界/間を、日々の会話のように行き来して紡がれてきた作品は、私たちを多様な解釈へと誘います。
「Nerhol 水平線を捲る」展では、これまでの活動における重要作や未発表作に加え、千葉市の歴史や土地と関わりの深い蓮をテーマとした最新作、さらには二人が選ぶ美術館のコレクションを展示し、この場所だけでしか体験できない空間を創出します。人間の知覚や現代社会における一義的な認識では捉えることができない、Nerholによる時間と空間の多層的な探究は、千葉の地で豊かな展開を見せることでしょう。
*帰化植物 自生地から日本国内に持ち込まれ野生化した外来種の植物
*珪化木 地中で長い時間をかけてケイ酸が浸透し石化した植物
※Nerhol《Spiraea cantoniensis》2023年
開催日 | 2024年9月6日(金) ~11月4日(月・祝) 10:00~18:00 (金・土は20:00まで) ※入場受付は閉館の30分前まで 休館日・休室日 9月9日(月)、24日(火)、10月7日(月)、21日(月) ※第1月曜日は全館休館 |
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開催場所 | 千葉市美術館 |
住所 | 千葉市中央区中央3‐10‐8 |
交通 | ・JR「千葉駅」東口より徒歩約15分 ・JR「千葉駅」東口よりバス、7番のりば「大学病院・南矢作」行きで、「中央三丁目」下車、徒歩3分 ・千葉モノレール「葭川公園駅」より徒歩約5分 ・京成電鉄「千葉中央駅」より徒歩約10分 |
料金 | 一般1,200円(960円)、大学生700円(560円)、小・中学生、高校生無料 ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 ※( )内は前売券、および市内在住65歳以上の料金 ※ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は観覧料半額 |
主催者 | 千葉市美術館 |
お問合せ | 千葉市美術館 TEL:043-221-2311 |
申込方法 | ※前売券は、ミュージアムショップまたはローソンチケット(Lコード:34662)、セブンイレブン(セブンチケット)、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口にて9月5日まで販売(9月6日以降は当日券販売) |
URL | https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/24-9-6-11-4/ |
備考 | ◎本展チケットで5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」もご覧いただけます ◎10月18日(金)は「市民の日」につき観覧無料 |
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