
没後50年 髙島野十郎展
千葉市
19
2025/6/30
髙島野十郎(1890-1975)は、福岡県久留米市出身で主に東京で活動し、晩年千葉県柏市に移り住んだ洋画家で、「蝋燭(ろうそく) 」や「月」などの主題を、細部までこだわった筆致で描きました。
没後50年の節目を機に開催する本展は、これまでに開催されてきた髙島野十郎展を超える最大規模の回顧展です。代表作はもちろんのこと、 彼の芸術が形成されたルーツを遡り、生涯にわたって自身のよりどころとしてきた仏教的思想を読み解きつつ、青年期や滞欧期の作品など、従来の展覧会では大きく取り上げられることがなかった部分にもスポットを当てます。
さらに、野十郎や関係者による書簡や日記、メモ等の資料をもとに、彼がひとりの人間としてどのように生き、 周囲とどのような関係を築いて絵かきとしての歩みを進めたかという部分にも注目し、野十郎の人間像にも改めて迫ります。
野十郎は、71歳の時に当時まだ田畑が広がる静かな田園地帯であった柏市増尾に移り住み、晴耕雨読ならぬ晴耕雨描の生活を送りました。彼は訪ねてきた姪に「ここは俺のパラダイスだ」と語ったといいます。千葉の海もまた、絵の題材として彼の心を掴みました。野十郎終焉の地であり、月や海など彼を魅了した豊かな自然のある千葉 で、野十郎の絵画世界に思う存分浸っていただけるまたとない機会です。
ぜひご覧ください。
<同時開催>
コレクション関連展示「千葉に生きた写実の画家-椿貞雄」
千葉県立美術館の所蔵作品の中から、野十郎と同時代に活躍した作家による作品を紹介します。
▼詳しい情報は下記URLよりご確認ください▼
没後50年の節目を機に開催する本展は、これまでに開催されてきた髙島野十郎展を超える最大規模の回顧展です。代表作はもちろんのこと、 彼の芸術が形成されたルーツを遡り、生涯にわたって自身のよりどころとしてきた仏教的思想を読み解きつつ、青年期や滞欧期の作品など、従来の展覧会では大きく取り上げられることがなかった部分にもスポットを当てます。
さらに、野十郎や関係者による書簡や日記、メモ等の資料をもとに、彼がひとりの人間としてどのように生き、 周囲とどのような関係を築いて絵かきとしての歩みを進めたかという部分にも注目し、野十郎の人間像にも改めて迫ります。
野十郎は、71歳の時に当時まだ田畑が広がる静かな田園地帯であった柏市増尾に移り住み、晴耕雨読ならぬ晴耕雨描の生活を送りました。彼は訪ねてきた姪に「ここは俺のパラダイスだ」と語ったといいます。千葉の海もまた、絵の題材として彼の心を掴みました。野十郎終焉の地であり、月や海など彼を魅了した豊かな自然のある千葉 で、野十郎の絵画世界に思う存分浸っていただけるまたとない機会です。
ぜひご覧ください。
<同時開催>
コレクション関連展示「千葉に生きた写実の画家-椿貞雄」
千葉県立美術館の所蔵作品の中から、野十郎と同時代に活躍した作家による作品を紹介します。
▼詳しい情報は下記URLよりご確認ください▼
開催日 | 2025年7月18日(金)〜9月28日(日) |
---|---|
開催場所 | 千葉県立美術館 第1・2・3・8展示室 |
住所 | 千葉市中央区 中央港1丁目10番1号 |
交通 | 【公共交通機関をご利用の方】 ・JR京葉線・千葉都市モノレール『千葉みなと』駅下車(徒歩約10分) 【お車をご利用の方】 ・(東京方面から)東関東自動車道『湾岸習志野』I.Cから約20分 ・(成田方面から)京葉道路『穴川』I.Cから約20分 ・(東金方面から)千葉東金道路『千葉東』I.Cから約20分 ・(館山方面から)京葉道路『松ケ丘』I.Cから約20分 *駐車場は78台(うち2台は身体障害者用)。無料で御利用いただけます。 |
料金 | 一般1,000円(団体一般800円)、高大生500円(団体高大生400円) ※中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料 |
主催者 | 千葉県立美術館 |
お問合せ | 043-242-8311(千葉県立美術館) |
URL | https://www.chiba-muse.or.jp/ART/exhibition/events/event-7689/ |
備考 | 【開館時間】 午前9時~午後4時30分(入場は午後4時まで) 金・土曜日及び7月20日(日)、8月10日(日)、9月14日(日)は 午前9時〜午後7時30分(入場は午後7時まで) 休館日:毎週月曜日 (月曜日が祝日に当たるときは開館し、翌日休館) |
このまとめ記事の作者
ログインしてコメントしよう!