セイラーズBC1年目は屈辱最下位も千葉の野球界に新たな一歩【稲毛新聞2026年9月25日号】
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2026/9/24
今季よりプロ野球ルートインBCリーグに参戦した千葉スカイセイラーズは最初のシーズン全日程を終え、15勝37敗3引分で9チーム中最下位に終わった。
開幕4連敗からのスタート、5月途中3連勝などもあり巻き返しを図ったが、シーズンを通して攻守のバランスを欠き、怪我人も出て7月以降の後半戦では苦しい戦いを強いられた。しかし初めて戦った長丁場のシーズン、様々な経験を積み、来季への逆襲を誓うスカイセイラーズの歴史は始まったばかりだ。
開幕4連敗からのスタート、5月途中3連勝などもあり巻き返しを図ったが、シーズンを通して攻守のバランスを欠き、怪我人も出て7月以降の後半戦では苦しい戦いを強いられた。しかし初めて戦った長丁場のシーズン、様々な経験を積み、来季への逆襲を誓うスカイセイラーズの歴史は始まったばかりだ。
プロ野球独立リーグ(地域リーグ)日本最大級規模の「ルートインBCリーグ」に今季から参戦を果たした千葉県初の独立リーグ球団「千葉スカイセイラーズ」。1年で崩壊したベイサイドリーグへの参加、加盟リーグのないまま過ごした2、3年目。そして球団創設4年目の今季、紆余曲折を経て念願の参戦だった。「1年目ですがそこは優勝を目指したい」と語った元千葉ロッテの青野毅監督の下、昨季多くの経験を積んだ選手の他、若い新戦力を加えチームは文字通り船出した。
中日ドラゴンズから小山伸一郎投手コーチを招聘、千葉ロッテマリーンズから若手4選手を派遣で受け入れ体制を強化、遂に迎えた4月4日の歴史的な開幕戦は、元福岡ソフトバンクで主将でもある岡本直也が先発し好投するも惜敗。続く2戦目も延長にもつれ込む接戦を演じるも敗れ、その後も勝ちきれず開幕4連敗のスタートとなった。
苦しい4月ではあったが、エース岡本が奮起しチーム初勝利を含む2勝、
副将の難波研伍がチーム初本塁打を放つなど昨季までの実績者がチームを盛り上げた。すると5月、新人の伊藤理壱が救援で2勝を挙げチームも上昇ムードに。期待の右腕工藤将祐も勝ち星を重ね、右のエース関景介が初勝利で逆襲の体制を整えつつあった。
巨人戦で3連敗
5月末と言うのに真夏日を記録した猛暑の中、遠征での栃木2連戦に岡本、工藤でまさかの連敗を喫すると、NPBチャレンジカップ(NPB3軍との交流戦)の巨人戦3連敗を含む6連敗で最下位転落。直後の地元船橋3連戦を勝ち越すも、怪我人も出てチーム状態は暗転、苦しい展開に。一方でこの頃から序盤湿り気味だった打線が活発になってきた。
主砲難波を筆頭にNPB注目の神谷虎之介、大卒ルーキーの井上慈英、経験豊富な成田優吾、吉田尚弘が本塁打の競演、千葉ロッテから派遣された藤田和樹、谷村剛らも続いた。しかし初めて経験する長丁場のリーグ戦、疲れの色が見え始めてきたチームは投打のバランスに欠け好調が続かず黒星を重ねていった。
7月上旬のリーグ戦中断期間を挟み後半戦に入ると、千葉ロッテから派遣で捕手の富山紘之進が合流、チームの流れが変わり、最速150キロ右腕伊藤は8月15日の山梨戦で1失点の完投勝利、今季茨城から移籍の中川武海が25日の首位群馬戦で9回無失点の快投を演じたが時すでに遅し。チームにとって記念すべきBCリーグ参戦初年度は最下位に終わった。
個々に能力の高い選手はいるが、チーム力という観点からすると、経験豊富な他チームとの差は明らかで、上位進出を狙う上では選手の入れ替えが激しい独立リーグ、大幅なテコ入れも必要になってくるのではないか。
千葉県に初めて誕生したプロ野球独立リーグ球団、地域との共生、千葉県の野球文化の発展を命題に大きな期待を背負い活動する中で、子どもたちの憧れや目標になるためにはやはり勝利や強さは必要不可欠。来季以降、今季の経験をどう活かすか、楽しみにしたい。
中日ドラゴンズから小山伸一郎投手コーチを招聘、千葉ロッテマリーンズから若手4選手を派遣で受け入れ体制を強化、遂に迎えた4月4日の歴史的な開幕戦は、元福岡ソフトバンクで主将でもある岡本直也が先発し好投するも惜敗。続く2戦目も延長にもつれ込む接戦を演じるも敗れ、その後も勝ちきれず開幕4連敗のスタートとなった。
苦しい4月ではあったが、エース岡本が奮起しチーム初勝利を含む2勝、
副将の難波研伍がチーム初本塁打を放つなど昨季までの実績者がチームを盛り上げた。すると5月、新人の伊藤理壱が救援で2勝を挙げチームも上昇ムードに。期待の右腕工藤将祐も勝ち星を重ね、右のエース関景介が初勝利で逆襲の体制を整えつつあった。
巨人戦で3連敗
5月末と言うのに真夏日を記録した猛暑の中、遠征での栃木2連戦に岡本、工藤でまさかの連敗を喫すると、NPBチャレンジカップ(NPB3軍との交流戦)の巨人戦3連敗を含む6連敗で最下位転落。直後の地元船橋3連戦を勝ち越すも、怪我人も出てチーム状態は暗転、苦しい展開に。一方でこの頃から序盤湿り気味だった打線が活発になってきた。
主砲難波を筆頭にNPB注目の神谷虎之介、大卒ルーキーの井上慈英、経験豊富な成田優吾、吉田尚弘が本塁打の競演、千葉ロッテから派遣された藤田和樹、谷村剛らも続いた。しかし初めて経験する長丁場のリーグ戦、疲れの色が見え始めてきたチームは投打のバランスに欠け好調が続かず黒星を重ねていった。
7月上旬のリーグ戦中断期間を挟み後半戦に入ると、千葉ロッテから派遣で捕手の富山紘之進が合流、チームの流れが変わり、最速150キロ右腕伊藤は8月15日の山梨戦で1失点の完投勝利、今季茨城から移籍の中川武海が25日の首位群馬戦で9回無失点の快投を演じたが時すでに遅し。チームにとって記念すべきBCリーグ参戦初年度は最下位に終わった。
個々に能力の高い選手はいるが、チーム力という観点からすると、経験豊富な他チームとの差は明らかで、上位進出を狙う上では選手の入れ替えが激しい独立リーグ、大幅なテコ入れも必要になってくるのではないか。
千葉県に初めて誕生したプロ野球独立リーグ球団、地域との共生、千葉県の野球文化の発展を命題に大きな期待を背負い活動する中で、子どもたちの憧れや目標になるためにはやはり勝利や強さは必要不可欠。来季以降、今季の経験をどう活かすか、楽しみにしたい。
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