息子とタイへ旅に出た

カルチャー 5090

2020/3/3


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これは、20年ほど前に小説「深夜特急」の影響をうけて旅に出ていた私が、高校生になった息子を連れて久しぶりにタイを訪れた、よくある旅行記であります。

なぜ、息子となのか。。

きっかけは、スマホ漬けの息子を何とかしたかったから。

毎日毎日スマホをいじってばかりな日々を見ているアナログ親父はイライラが募るのでありまして。

とはいえ、スマホをやるのはきっとスマホを超える楽しみが世の中にないからだと私は勝手に思いついたのです。

私が大学の時にバイト先の先輩に中国北京からシルクロードへ連れて行ってもらい、世界の大きさと中国の当時のはちゃめちゃさ（笑）に惹きつけられて、それから旅にハマったことを思い出し、今回旅することにしました。

日本以外の世界をちょっぴりでも知ることができたらいいなという親のおせっかいとそれを口実にただ私が旅に出たかったのです。

旅立ち

いよいよ旅立ちの時。

今回は家族旅行ではない勝手な旅行でしたから、できるだけ経費は削減。毎日エクスペディアとかを検索して、安いレートを探していました。結果として、LCCのノックスクートを利用することにしました。

なんと、行きは1人諸税込みで片道13000円でした！
しかも帰りは7000円を切るくらいの価格！

安い!

いくらなんでも安い！

まさか国内旅行よりも安いとは！

私が旅してた頃は、ビーマン・バングラデシュ航空というのが毎週水曜日だけ飛んでいて、それでもたしか往復4万くらいしていたはず。。

それがバンコクまで往復2万ですよ！

もちろん、機内荷物持ち込みのみだし、機内サービスは一切ありません。

前回、家族でバリに行った時にエアアジアで成田空港で整備不良となり、飛ばないまま機内に7時間いた経験をしているので、安いからのリスクも体験していますが、格安旅行をしやすくなりましたね。

私は車も飛行機も移動できればいいと思っているから、機内サービスも何も無くて全然大丈夫です。

ボーディングまで少し待ちます。シンガポール行きバンコク経由の便です。

機内はボーイング777だから、エコノミーで全然問題無し。座席は3-4-3。

私たちは3席の真ん中を空けて取りましたが、ほぼ満席に近くなって真ん中に他の人が座ることになりました。でも、移動だけだから気にしません。

ただ、私はトイレの真横の通路側席で、トイレを流すフラッシュ音がうるさくて、あまり眠れなかったけどね。

ほぼ定刻通りフライト。

荷物は適当に

ちなみに荷物はこれくらいです。私のバックパックは35リットル、息子は山岳部なので45リットルの部活で使っているバックパック。

中身は3日分の着替え（今回は5日間だから洗濯1回で余裕）と洗面用具くらいかな。

後はヒマな機内用に文庫本と「地球の歩き方」を久しぶりに購入しました。何か足りない物があれば現地で買えばよし。

タイは暖かいけど、日本は冬なので、長袖とジャケットが結構かさばってました。

バンコク到着

バンコク到着後、ドンムアン空港から空港バスに乗ってカオサン通りへ。カオサン通りは昔からバックパッカーが集まる場所で、安宿が多く集まっている場所です。しかしながら、月日が経つと変わるもの。

カオサン通りは観光地に近い賑わいを見せており、以前は多くあった格安航空券を売る店やツアー会社、偽の学生証を売る露店のようなものは少なくなった印象。とはいうものの、欧米人の旅行者は多く、夜は爆音を流しながらのバーが賑わいを見せていました。

地図にあるカオサン通りでは、夜はちょっとうるさくて寝れなさそうなんで、初めての人は少し路地に入ったゲストハウス等を探してみてくださいね。

ランブッテリー通りはバーやレストランが多く、タナオ通りは銀製品の店が集まっています。

私たちはカオサン通りに近い、ワット・チャナソンクラームの裏にある宿に泊まることにしました。

チャナソンクラーム通り周辺は比較的落ち着いていて、バーやレストラン、露店やタイマッサージ、両替も充実しているのでオススメです。

チャナソンクラーム通りのゲストハウスの前で撮影。

宿にチェックイン

ツインルーム、エアコン付きで250B。

エアコン無くてもいいんだけど、息子も初回なので、優しくしておこう笑。

宿のお姉さんも英語を話せるので、こちらは片言ですが、いろいろとお話しすることができました。旅ってささやかなんですけど、ちょっとした出会いが楽しいですね。

以前は宿を直接訪れ、空いているかと料金を聞いて、部屋を見せてもらって決めていましたが、最近はエクスペディアやAgodaがあるので、事前情報をクチコミで得て予約するケースが多いのでしょうね。

洗面所とトイレ。トイレにシャワーが併設されてます。
ここは水量は弱いけど、温水シャワーも出ます。
水でザッと流した方が気持ちいい。

到着記念はシンハービール

無事に宿も決まり、機内で何も食べていなかったので、カオサン通り近くの屋台でご飯。

とりあえずビールってことで、シンハービール。

1本90B。

1バーツが約4円だから大瓶360円。

そんなにアルコールは安くはないのですが、ガブガブしました。

その他にチャーンビールもありますが、シンハービールの方が苦味というか濃いので私はシンハー派です。