航空会社が運営する農家レストラン DINING PORT御料鶴

2021/4/9


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「DINING PORT御料鶴」は成田空港から車で約10分程(成田空港第3ターミナルから徒歩約50分)の所にある農家レストランである。大手航空会社「日本航空」の子会社「JAL AGRIPORT」が運営している。
2020年に地元農家から借り受けた民家をリノベーションしオープンした。成田空港周辺の9市町を中心とする千葉県食材や自社農園で収穫した果実などを使った料理を楽しめ、平日でも事前予約で満席になる程の人気レストランだ。またいちご狩りシーズンにはいちご狩りも行っている。

※御料鶴=ごりょうかく

・航空会社ならではの食事メニュー・航空会社ならではの仕掛け・いちご狩りと直営販売

航空会社ならではの食事メニュー

こちらはエコノミークラスの機内食
国際線が大減便、海外に行けないこのご時世。そんな中でも国際線フライト気分を味わえるだろう。
※機内食は不定期で内容が変わる

ハーゲンダッツJAL特別仕様

JALの国際線機内食では、ハーゲンダッツがあるようで、パッケージもオリジナル仕様。ちなみにこのハーゲンダッツJAL仕様は、羽田空港の国内線ダイヤモンドプレミアラウンジでもいただくことができる。(JAL特定のステータス会員と搭乗当日に国内線ファーストクラス利用時の出発前。国内線ファーストクラスは当日アップグレードした時でも使える。)

門外不出の味

続いてこちらはJALオリジナルビーフカレー、焼野菜やスープ付。
なおこのビーフカレーは御料鶴で一番人気メニューらしい。
本来なら国際線ラウンジでしか味わえない、まさに門外不出の味なのだ。

自社農園を利用したメニュー

続いてこちらはいちごスムージー。
使用しているいちごは自社で栽培しているものを使用。
ちなみに使用しているグラスもJALでお馴染みの鶴丸マーク付。

その他のメニューは「JAL AGRIPORT」公式サイトから確認できる。下記URLより
https://jalagriport.com/service/restaurant/

航空会社ならではの仕掛け

建物の外には飛行機の貨物室に入れられてるカーゴコンテナが!!
また画像はありませんが、店内には機内サービスで使用されているカートもありました。

モデルプレーンもあります

店内にはJAL機のモデルプレーンがありました。
この画像にはボーイング787-9型機とボーイング777-200型機(みんなのJAL2020ジェット)
この時は店員さんが特別にモデルプレーンをテーブルに一時置いてくださったことで、このように撮れました。改めて御礼申し上げます。

なお、みんなのJAL2020ジェットとして運航していた国内線用ボーイング777型機は搭載しているエンジン問題で運航停止を受け、運航再開の目処がたたないことから当初の2021年度の退役予定が2020年度の退役に前倒しされ、航空ファンに大きな衝撃をもたらした。

いちご狩りと直営販売

ここからはJAL AGRIPORTが運営するいちご狩りと直売「STRAWBERRY PORT ICHIGONOMI」をご紹介。
農家レストラン御料鶴から少し離れたビニールハウスにいちご狩りがあり、直営販売も行われている。
なお2021年4月7日から冷凍いちごの通販がスタートしている。

いちご狩りの参加費

こちらは2021年のいちご狩り参加費。
時期が進むにつれて参加費が下がっている。2021年は5月30日までの予定で、要事前予約。

いちご狩りの品種

このいちご狩りでは
・やよいひめ
・とちおとめ
・紅ほっぺ
・かおりの
・章姫
の5種が用意されていて、飛行機マグネットがある部分がその日いちご狩りができるエリア。追加料金を出せば練乳が付く。
中でも章姫は果肉が柔らかいために、市場にはなかなか流通しない品種。いちご狩りならではの逸品である。

ビニールハウス内は..

ビニールハウスの中、床は滑走路をイメージしているものが！

いちご狩りシーズンが終わっても、ブルーベリー狩り、ぶどう狩り、さつまいも掘り体験も行われる予定のようで、2021年度からは季節の野菜を種まきから収穫まで行える「農業体験コース」が設定された模様。
また予約制でBBQもやっていて、農泊の実施も検討しているとか。
なおご利用には事前の予約をしておきましょう。また周辺のバス運行の本数が非常に少ないのでマイカーをお持ちでない方は、アクセスには要注意。
ちなみに農家レストラン「御料鶴」は、タイミングが良ければ実際のJALの客室乗務員が接遇研修としてホール・接客業務を行っている所を見れるかも！？