[コラム]応援はどう生まれるのか 【稲毛新聞2026年4月24日号】
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2026/4/22
作/千葉ドット取締役 梶原 健
前回、「応援とは何か。応援がチームに与える影響」について書いた。今回はその続きとして、「応援はどう生まれるのか」という点について、自分なりに考えてみたい。
チームが強くなると集客は増えるのか、という問いがある。現場にいる感覚としては、結果的には増えると思う。人は応援しているチームが勝つ試合を見たいし、強いチームのファンであること自体が、一つの誇りになる側面もあるからだ。
ただ、それがそのまま「応援」なのかというと、少し違うようにも感じている。どちらかというと、完成度の高い試合を観るという意味で、演劇やエンターテインメントを観に行く感覚に近いのかもしれない。
応援というのは、もう少し不完全なものに寄り添い、一緒に何かを乗り越えていく感覚に近いのではないか。そこには、結果だけではなく、その過程に自分も関わっているという実感がある。人は強いチームを見に来る。でも、応援するかどうかは別の話だと感じている。
応援が自然と生まれているチームには、どこかに「余白」がある。まだ成長の途中であったり、何かに挑んでいる最中であったりする。その姿に、「自分も関わっている」という感覚が生まれる。千葉ジェッツの立ち上げ期は、まさにそうだった。何も整っていない状態だったが、その分、多くの人が関わってくれた。「自分たちのチームだ」と感じてもらえる余地があったのだと思う。
応援は、お願いして生まれるものではない。勝っていれば自然に生まれるものでもない。関わる余地があり、物語があり、その積み重ねの中で、少しずつ生まれていくものだと感じている。そして一度生まれた応援は、時間とともに深くなる。ただの観客だった人が、いつの間にかチームの一員のように感じるようになる。だから私は、強いチームを目指すことと同時に、「関われる余白」をどう残すかを大切にしたいと思っている。完成されたチームではなく、関わり続けたくなるチームでありたい。
企業が地域のスポーツチームを応援することも、同じだと思う。ただ成果を期待するのではなく、「この挑戦に関わる」と決めること。その関係性が、時間をかけて価値になっていく。応援は、つくるものではなく、積み重なっていくものだと考えている。その積み重ねが、やがてチームの文化になっていく。
私はこれからも、応援を「集める」のではなく、応援が「生まれる状態」をつくっていきたい。千葉ドットも、いままさにこの「応援が生まれる状態」をつくり続けられるかどうかが、これからの成長を決めると感じている。We are Dream Community. 夢でつながるワンチームを、これからも。
チームが強くなると集客は増えるのか、という問いがある。現場にいる感覚としては、結果的には増えると思う。人は応援しているチームが勝つ試合を見たいし、強いチームのファンであること自体が、一つの誇りになる側面もあるからだ。
ただ、それがそのまま「応援」なのかというと、少し違うようにも感じている。どちらかというと、完成度の高い試合を観るという意味で、演劇やエンターテインメントを観に行く感覚に近いのかもしれない。
応援というのは、もう少し不完全なものに寄り添い、一緒に何かを乗り越えていく感覚に近いのではないか。そこには、結果だけではなく、その過程に自分も関わっているという実感がある。人は強いチームを見に来る。でも、応援するかどうかは別の話だと感じている。
応援が自然と生まれているチームには、どこかに「余白」がある。まだ成長の途中であったり、何かに挑んでいる最中であったりする。その姿に、「自分も関わっている」という感覚が生まれる。千葉ジェッツの立ち上げ期は、まさにそうだった。何も整っていない状態だったが、その分、多くの人が関わってくれた。「自分たちのチームだ」と感じてもらえる余地があったのだと思う。
応援は、お願いして生まれるものではない。勝っていれば自然に生まれるものでもない。関わる余地があり、物語があり、その積み重ねの中で、少しずつ生まれていくものだと感じている。そして一度生まれた応援は、時間とともに深くなる。ただの観客だった人が、いつの間にかチームの一員のように感じるようになる。だから私は、強いチームを目指すことと同時に、「関われる余白」をどう残すかを大切にしたいと思っている。完成されたチームではなく、関わり続けたくなるチームでありたい。
企業が地域のスポーツチームを応援することも、同じだと思う。ただ成果を期待するのではなく、「この挑戦に関わる」と決めること。その関係性が、時間をかけて価値になっていく。応援は、つくるものではなく、積み重なっていくものだと考えている。その積み重ねが、やがてチームの文化になっていく。
私はこれからも、応援を「集める」のではなく、応援が「生まれる状態」をつくっていきたい。千葉ドットも、いままさにこの「応援が生まれる状態」をつくり続けられるかどうかが、これからの成長を決めると感じている。We are Dream Community. 夢でつながるワンチームを、これからも。
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