[スポーツコラム] 部活動の地域展開を地域スポーツのチャンスに【稲毛新聞2026年8月28日号】
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2026/8/24
作/千葉ドット取締役COO 梶原健
「当たり前」が変わろうとしている
私が子どもの頃スポーツをする場所は身近にあった。学校には部活動があり、放課後になればグラウンドや体育館に集まる。やりたいと思えば、まずはやってみることができた。しかし、そんな「当たり前」が大きく変わろうとしている。
少子化や教員の負担などを背景に、これまで学校が担ってきた部活動を、地域で支えていく動きが進んでいる。 国も地域クラブの活動や指導者の確保などに対する支援を進めている。
もちろん地域によって受け皿となるクラブや指導者の数は違う。費用や移動の問題もある。長く続いてきた学校部活動だからこその良さもあり、単純に学校から地域へ移せば解決する話ではないと思う。
その上で私はこの変化を一つの機会として捉えたい。学校という枠を越えることで、これまでとは違ったスポーツの環境をつくれる可能性もあると考えている。
地域にある力をつなげる
地域に目を向けると、スポーツに関わる人や組織はたくさんある。プロスポーツチームや地域クラブ、競技団体、大学、民間のスクール。そこには専門的な知識や経験を持った指導者もいる。スポーツを応援する企業もあれば、施設を持つ自治体もある。
こうした地域の力をうまくつなげることができれば、子どもたちの選択肢は広がるのではないだろうか。学校にはなかった競技をやってみる、専門的な指導を受ける、違う学校の子どもたちと一緒にプレーする、大会で勝つことを目指す子もいれば週に一度、友達と楽しく体を動かしたい子もいる。それぞれに合ったスポーツとの関わり方があっていい。
国や自治体の支援を活用しながら、地域の企業にも協力してもらう。学校や家庭だけに負担を求めるのではなく、それぞれができることを持ち寄る。そんな仕組みをつくることができれば、地域展開の意味も大きく変わってくると思う。
「やってみたい」を地域で支える
子どもの頃、何気なく始めたスポーツが、その後の人生に大きな影響を与えることがある。最初から得意だったわけでも、プロを目指していたわけでもない。友達に誘われたから、近くでやっていたから、楽しそうだったから。スポーツを始める理由は、そんなものでいいと思う。
大切なのは、その最初の「やってみたい」に出会える場所があること。そして、やってみたいと思ったときに、一歩を踏み出せる環境があること。
だから、学校か地域かという二者択一にする必要はないと思う。学校、スポーツチーム、地域クラブ、企業、自治体。それぞれの良さを生かしながら、子どもたちにとって何が一番いいのかを考えていく。
地域の子どもを地域で育てる。今回の部活動改革が、そのための新しい仕組みを地域みんなで考えるきっかけになればと思う。
私が子どもの頃スポーツをする場所は身近にあった。学校には部活動があり、放課後になればグラウンドや体育館に集まる。やりたいと思えば、まずはやってみることができた。しかし、そんな「当たり前」が大きく変わろうとしている。
少子化や教員の負担などを背景に、これまで学校が担ってきた部活動を、地域で支えていく動きが進んでいる。 国も地域クラブの活動や指導者の確保などに対する支援を進めている。
もちろん地域によって受け皿となるクラブや指導者の数は違う。費用や移動の問題もある。長く続いてきた学校部活動だからこその良さもあり、単純に学校から地域へ移せば解決する話ではないと思う。
その上で私はこの変化を一つの機会として捉えたい。学校という枠を越えることで、これまでとは違ったスポーツの環境をつくれる可能性もあると考えている。
地域にある力をつなげる
地域に目を向けると、スポーツに関わる人や組織はたくさんある。プロスポーツチームや地域クラブ、競技団体、大学、民間のスクール。そこには専門的な知識や経験を持った指導者もいる。スポーツを応援する企業もあれば、施設を持つ自治体もある。
こうした地域の力をうまくつなげることができれば、子どもたちの選択肢は広がるのではないだろうか。学校にはなかった競技をやってみる、専門的な指導を受ける、違う学校の子どもたちと一緒にプレーする、大会で勝つことを目指す子もいれば週に一度、友達と楽しく体を動かしたい子もいる。それぞれに合ったスポーツとの関わり方があっていい。
国や自治体の支援を活用しながら、地域の企業にも協力してもらう。学校や家庭だけに負担を求めるのではなく、それぞれができることを持ち寄る。そんな仕組みをつくることができれば、地域展開の意味も大きく変わってくると思う。
「やってみたい」を地域で支える
子どもの頃、何気なく始めたスポーツが、その後の人生に大きな影響を与えることがある。最初から得意だったわけでも、プロを目指していたわけでもない。友達に誘われたから、近くでやっていたから、楽しそうだったから。スポーツを始める理由は、そんなものでいいと思う。
大切なのは、その最初の「やってみたい」に出会える場所があること。そして、やってみたいと思ったときに、一歩を踏み出せる環境があること。
だから、学校か地域かという二者択一にする必要はないと思う。学校、スポーツチーム、地域クラブ、企業、自治体。それぞれの良さを生かしながら、子どもたちにとって何が一番いいのかを考えていく。
地域の子どもを地域で育てる。今回の部活動改革が、そのための新しい仕組みを地域みんなで考えるきっかけになればと思う。
梶原 健プロフィール
1980年生 千葉県船橋市出身
2010年Bリーグ千葉ジェッツを創設、以降Jリーグアビスパ福岡社長代行、ラグビーNECグリーンロケッツ東葛代表など各種プロスポーツチームの経営に参画。25年千葉ドットCOO就任。一方で公益財団法人日本センチュリー交響楽団の代表理事を務めるなど文化芸術分野にも精通。
1980年生 千葉県船橋市出身
2010年Bリーグ千葉ジェッツを創設、以降Jリーグアビスパ福岡社長代行、ラグビーNECグリーンロケッツ東葛代表など各種プロスポーツチームの経営に参画。25年千葉ドットCOO就任。一方で公益財団法人日本センチュリー交響楽団の代表理事を務めるなど文化芸術分野にも精通。
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