佐々木朗希、その計り知れない期待!【2022年7月号】
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2022/7/5 更新
以下は 2 年前に書かれた内容です
規格外の投球に膨らむ夢
2022年4月10日、千葉ロッテマリーンズの本拠地ZOZOマリンスタジアムに衝撃が走った。プロ入り3年目、弱冠20歳の若者がプロ野球史上16人目の完全試合を達成したのだ。佐々木朗希投手(20)はこの日行われた対オリックスバファローズ3回戦で一人の走者も許さないばかりか、新記録となる13打者連続三振を含むこれもプロ野球タイ記録となる19奪三振を奪う快投を見せたのだ。
佐々木投手は2001年岩手県陸前高田市生まれの20歳。大船渡高校3年時に163㎞を叩き出し一躍注目の的となり、夏の大会では甲子園まであと一歩と迫りながら決勝戦に登板せずチームが敗れたことでこの起用法をめぐり世間を賑わせたことも。その年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから1位指名を受け入団。1年目は体力強化のため1軍での登板は無かったが2年目の昨季、プロ初勝利を含む3勝をあげ、クライマックスシリーズでも好投し今季の活躍を予感させた。
この完全試合の次の登板、同17日の対北海道日本ハムファイターズ戦でも佐々木は世間を驚かせる。初回からまたもや三振の山を築き相手打線をねじ伏せる。イニングを重ねても走者を許さない。気が付けば8回を投げ終え、またもや完全試合ペースの快投、まさか2試合連続なるか? しかし投球数が多かったことなどで9回のマウンドに上がらず降板、誰もが期待した2試合連続完全試合は夢と消えた。
その後の登板でも好投を続ける佐々木投手。あまりの話題性や期待により、ヒットを打たれたり失点することだけで見る側は落胆する。投手がヒットを打たれるのも点を奪われるのもゲームの中では至極当然。それすら許さない期待を背負う佐々木投手の存在は、メジャーリーグで活躍する同じ岩手県出身の大谷翔平選手と相通じるものがある。
6月3日の交流戦対読売ジャイアンツ戦で先発、5回を投げ8安打5失点で今季初めて黒星を喫した。だがこの敗戦で得たものは大きいはずだ。そしてまだまだ3年目の若手投手である。どこまで成長するのか、どんな記録を打ち立てるのか、今後私たちに何を魅せてくれるのか楽しみは計り知れない。
佐々木投手は2001年岩手県陸前高田市生まれの20歳。大船渡高校3年時に163㎞を叩き出し一躍注目の的となり、夏の大会では甲子園まであと一歩と迫りながら決勝戦に登板せずチームが敗れたことでこの起用法をめぐり世間を賑わせたことも。その年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから1位指名を受け入団。1年目は体力強化のため1軍での登板は無かったが2年目の昨季、プロ初勝利を含む3勝をあげ、クライマックスシリーズでも好投し今季の活躍を予感させた。
この完全試合の次の登板、同17日の対北海道日本ハムファイターズ戦でも佐々木は世間を驚かせる。初回からまたもや三振の山を築き相手打線をねじ伏せる。イニングを重ねても走者を許さない。気が付けば8回を投げ終え、またもや完全試合ペースの快投、まさか2試合連続なるか? しかし投球数が多かったことなどで9回のマウンドに上がらず降板、誰もが期待した2試合連続完全試合は夢と消えた。
その後の登板でも好投を続ける佐々木投手。あまりの話題性や期待により、ヒットを打たれたり失点することだけで見る側は落胆する。投手がヒットを打たれるのも点を奪われるのもゲームの中では至極当然。それすら許さない期待を背負う佐々木投手の存在は、メジャーリーグで活躍する同じ岩手県出身の大谷翔平選手と相通じるものがある。
6月3日の交流戦対読売ジャイアンツ戦で先発、5回を投げ8安打5失点で今季初めて黒星を喫した。だがこの敗戦で得たものは大きいはずだ。そしてまだまだ3年目の若手投手である。どこまで成長するのか、どんな記録を打ち立てるのか、今後私たちに何を魅せてくれるのか楽しみは計り知れない。
以上は 2 年前に書かれた内容です
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