浮かぶ港湾ジオラマ「大連港船客待合所」をつくる05
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2025/2/24
大連港船客待合所の建物はだいぶ進んだので、いよいよ埠頭本体の製作に入ろうと思います。
当時の大連港には4つの大きな埠頭があり、船客待合所は第2埠頭に位置していました。
史実の第2埠頭の大きさは、長さ約600m、幅130mという巨大な埠頭でしたが、「あったかもしれないちば港」では、埠頭の長さを約150㎝にシュビビッとちっこくしちゃいました。

さて、埠頭の製作方法のご紹介ですが、素材はウッドラックボードというスチレンボードの一種を用いています。ちなみに、水面から15㎜の高さにするために、10㎜厚と7㎜厚のパネルを木工ボンドで接着したものを使用し、鋸でバンバン切っていきます。
今回、持ち運びを考えて埠頭は四分割できるようにしてあり、埠頭上に設置されるストラクチャーや、埠頭同士をくっつけるために、各所に強力磁石を埋め込んだり薄い鉄板を貼り付けてあります。
そして、壁補修用のモルタルを薄く塗りつけてコーティングしちゃいます。私は絵画用のペインティングナイフで塗布しています。
乾いたら、電動サンダーで整えていきます。これが結構大変w
仕上げに艶消しの水性ウレタンニスを塗布して防水力を向上させます。
斜め上から見るとこんな感じの配置になります。1/200サイズならタイタニック号も停泊可能です。
モルタル塗布後はこのような感じです。貨物用の埠頭線を設置したいですね。
そんなんわけで、ジワジワと大連埠頭の製作を進めつつ春を待っておりますです。
5月の走航会には間に合うように作りますよ~♪
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