稲毛区防犯公開講座開催【2023年3月号】
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2023/3/7
以下は 1 年前に書かれた内容です
先月5日、千葉市主催の政令指定都市移行30周年記念事業「稲毛区防犯公開講座」が穴川コミュニティセンターにて開催され、自治会役員や防犯パトロールを行う地域住民などが参加した。
在宅中やゴミ捨てのときも戸締りを習慣に
第1部はメディアでもお馴染みの防犯ジャーナリスト、梅本正行氏が登壇。「地域を守る目と知識」をテーマに、日本の防犯の実態を知り、侵入しにくいまちづくりを実現するために地域や個人でできることを考えるという内容だ。
自治会の防犯パトロールの際に、知人宅を訪問し抜き打ち玄関チェックを行う「Aランクパトロール」の説明もあった。これは防犯パトロール中に知人宅の玄関を開けて「玄関の鍵が開いていますよ。戸締りしてください」とお願いするというもの。これだけでも普段の防犯パトロールがより効果的になるとのこと。そもそも空き巣など窃盗の被害にあった家の半数は、鍵がかかっていなかったというデータもあることから「ちょっとそこまでゴミ捨て」という短い間でも常に鍵をかける習慣を身につけることが大切だという。
他にも在宅を知らせるため、夕方薄暗くなったら早めに家の中の灯りを付ける。留守中でも部屋の灯りが自動で付くようにしておく。垣根などで敷地内が見えないのは空き巣にとって好都合のため、垣根は人の頭が出るくらいの高さまで剪定して、外からも敷地内が見えるようにしておく。防犯砂利は音がしっかり鳴るように厚さ5センチは敷き詰める。敷地内にセンサーライトをつける。庭先の洗濯物で家族構成や独居がわかってしまうので、タオル類で隠して干すか室内干しにするなど、防犯対策として普段から気を付けるポイントをわかりやすく講じた。
自治会の防犯パトロールの際に、知人宅を訪問し抜き打ち玄関チェックを行う「Aランクパトロール」の説明もあった。これは防犯パトロール中に知人宅の玄関を開けて「玄関の鍵が開いていますよ。戸締りしてください」とお願いするというもの。これだけでも普段の防犯パトロールがより効果的になるとのこと。そもそも空き巣など窃盗の被害にあった家の半数は、鍵がかかっていなかったというデータもあることから「ちょっとそこまでゴミ捨て」という短い間でも常に鍵をかける習慣を身につけることが大切だという。
他にも在宅を知らせるため、夕方薄暗くなったら早めに家の中の灯りを付ける。留守中でも部屋の灯りが自動で付くようにしておく。垣根などで敷地内が見えないのは空き巣にとって好都合のため、垣根は人の頭が出るくらいの高さまで剪定して、外からも敷地内が見えるようにしておく。防犯砂利は音がしっかり鳴るように厚さ5センチは敷き詰める。敷地内にセンサーライトをつける。庭先の洗濯物で家族構成や独居がわかってしまうので、タオル類で隠して干すか室内干しにするなど、防犯対策として普段から気を付けるポイントをわかりやすく講じた。
第2部は千葉北署から最近多発している事件や対策について説明があった。特殊詐欺対策としては、電話は常に留守番電話にするか「この会話は録音されています」というメッセージが流れる設定にすること。特殊詐欺は固定電話にかかってくることがほとんどなので、固定電話を解約してしまうのも一つの手だという。また、最近増加しているのは、電動自転車のバッテリー盗難だ。面倒ではあるが、バッテリーは家の中で保管したほうがいいなど、日常生活での防犯対策を呼びかけた。
今回の講座に参加した稲毛区柏台在住の60代男性は「すぐに役立つ実践的アドバイスばかりで勉強になった。こうした講座はもっと多くの住民に参加してもらいたいので定期的に開催してほしい」と話した。
自治会の防犯パトロールはそれだけでも防犯意識の高い地域というアピールになり、大変心強い存在だ。しかし凶悪な事件が多発している今、私たちは自身や家族の大切な命と財産を守るために大切なことは一人ひとりが防犯を心がけることだ。在宅中は鍵をかけないなど長年の習慣を変えるのは難しいかもしれないが、新たな生活習慣を身につけて被害に遭うリスクを少しでも減らしていくしかない。
今回の講座に参加した稲毛区柏台在住の60代男性は「すぐに役立つ実践的アドバイスばかりで勉強になった。こうした講座はもっと多くの住民に参加してもらいたいので定期的に開催してほしい」と話した。
自治会の防犯パトロールはそれだけでも防犯意識の高い地域というアピールになり、大変心強い存在だ。しかし凶悪な事件が多発している今、私たちは自身や家族の大切な命と財産を守るために大切なことは一人ひとりが防犯を心がけることだ。在宅中は鍵をかけないなど長年の習慣を変えるのは難しいかもしれないが、新たな生活習慣を身につけて被害に遭うリスクを少しでも減らしていくしかない。
以上は 1 年前に書かれた内容です
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