千葉彩景 千葉市で見られる「鶺鴒(セキレイ)」【稲毛新聞2025年9月号】
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2025/9/4

9月の二十四節気は「白露」と「秋分」、白露は朝露の美しさのことで、百人一首にも詠われています。また白露の次候の頃は鶺鴒鳴(せきれいなく)ともいわれています。
千葉市で見られる鶺鴒という野鳥はハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイの3種が一般的で、特にセグロセキレイ(背黒鶺鴒)は日本固有種であり(一部朝鮮半島等で確認も)年間を通じて見られる留鳥です。
日本書紀のイザナキ・イザナミの「国産み神話」にも鶺鴒が登場し、古くから夫婦和合の象徴でコイオシエドリ(恋教鳥)とも呼ばれています。婚礼や結婚披露宴の調度品として鶺鴒台が使用されるのは、夫婦和合と繁栄は鶺鴒の導きによるものと信じられてきたからです。鶺鴒のおかげで日本列島が産み落とされ成立し、そこに住む人々が繁栄したのですね。
(文・写真/森口晃、千葉市内で撮影。写真はセグロセキレイ)
千葉市で見られる鶺鴒という野鳥はハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイの3種が一般的で、特にセグロセキレイ(背黒鶺鴒)は日本固有種であり(一部朝鮮半島等で確認も)年間を通じて見られる留鳥です。
日本書紀のイザナキ・イザナミの「国産み神話」にも鶺鴒が登場し、古くから夫婦和合の象徴でコイオシエドリ(恋教鳥)とも呼ばれています。婚礼や結婚披露宴の調度品として鶺鴒台が使用されるのは、夫婦和合と繁栄は鶺鴒の導きによるものと信じられてきたからです。鶺鴒のおかげで日本列島が産み落とされ成立し、そこに住む人々が繁栄したのですね。
(文・写真/森口晃、千葉市内で撮影。写真はセグロセキレイ)
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