江戸時代から行われている千葉の民俗習慣「辻切(道切)」
2019/12/8 更新
以下は 4 年前に書かれた内容です
「道切り(辻切)」とは、村に悪霊などが入ってこないようにとか、疫病が流行らないように各集落の出入口にあたる四隅の辻(村との境)を霊力で守るために縄を張る事を云います。
辻切を設置する作業は正月から2月にかけて行うことが多いです。
千葉県南部では注連縄を張る集落が多く、北部では大蛇を作る集落が多いとのことです。
写真は船橋市の指定無形民俗文化財になっている中野木の辻切りを作っている様子で、2月に撮影しました。
(中野木の辻切りは大蛇の姿をしています)
写真は船橋市の指定無形民俗文化財になっている中野木の辻切りを作っている様子で、2月に撮影しました。
(中野木の辻切りは大蛇の姿をしています)
千葉市の周辺では辻切が多く残されているのですが、千葉市内には無いものかと探していた所、土気城跡と大網白里市の境付近で偶然にも見つけることが出来ました。
位置的には多分、大網白里なのでしょうね。。
インターネットで検索してみましたが、この土地の辻切は紹介記事が有りませんでした。
インターネットで検索してみましたが、この土地の辻切は紹介記事が有りませんでした。
辻切の拡大写真
千葉市内にも辻切の風習が残っていそうなので? 正月明けから2月頃に市内各地を徘徊してみたいと思います。
辻切に興味のある方は、「房総のむら」に行くと千葉県内各地の辻切を複製して展示しています。
以上は 4 年前に書かれた内容です
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