新しい生活にVR(Oculus Quest 2)のススメ
生活・暮らし
6722
2020/10/21
以下は 4 年前に書かれた内容です
せひらです。
千葉市で地域コミュニティ「ちばみなとjp」の仕組みを作ったり、Web開発やキャラクターの企画などしています。
今回は、まだまだマニア向けなイメージの拭えない「VR」(バーチャルリアリティ)が、今後いよいよもって一般へ普及していくんじゃないか…!? と、感動した話です。
千葉市で地域コミュニティ「ちばみなとjp」の仕組みを作ったり、Web開発やキャラクターの企画などしています。
今回は、まだまだマニア向けなイメージの拭えない「VR」(バーチャルリアリティ)が、今後いよいよもって一般へ普及していくんじゃないか…!? と、感動した話です。
「Oculus Quest 2」発売!
2020年10月。
パソコンやゲーム機からケーブルで繋ぐ必要の無いコードレスタイプながら、性能や画質が良くなった割に低価格の『Oculus Quest 2』(オキュラスクエスト2)というコスパに優れるVRヘッドセットが発売されたので思わず衝動買いしちゃいました。
パソコンやゲーム機からケーブルで繋ぐ必要の無いコードレスタイプながら、性能や画質が良くなった割に低価格の『Oculus Quest 2』(オキュラスクエスト2)というコスパに優れるVRヘッドセットが発売されたので思わず衝動買いしちゃいました。
VRコンテンツはまだまだ海外産のソフトが主流ですが、この機種の発売を機に、日本のソフトメーカーによるクールジャパン的なコンテンツ(初音ミクやキズナアイといったキャラクターの音楽ゲームや、アニメ「リトルウィッチアカデミア」のゲームなど)も登場し始めています。
開封!
箱を開けてみると、本体、コントローラー、充電用USBケーブルだけというシンプルな構成。
コントローラーの電池や本体のバッテリーも既に入っているので、この状態からすぐに始められます。
コントローラーの電池や本体のバッテリーも既に入っているので、この状態からすぐに始められます。
ちなみに「Oculus」はFacebookの子会社で、この最新機種「Quest 2」から利用に際してFacebookアカウントでのログインが必須となったようです。
新たにFacebookアカウント作成に駆られた方々の初期登録がうまくいかない等は賛否両論のニュースとなっていましたが、自分の場合もともとFacebookを使っているので、すんなりログインして利用開始できました。
新たにFacebookアカウント作成に駆られた方々の初期登録がうまくいかない等は賛否両論のニュースとなっていましたが、自分の場合もともとFacebookを使っているので、すんなりログインして利用開始できました。
コントローラー
コントローラーは左手用と右手用があり、両手に持ちます。
握ると人差し指と中指の位置にトリガーボタンがあり、ギュッと押すと画面内の自分の手もギュッと握るような、直感的な操作が行えます。
親指が来る位置には一般的なゲームマシンのようなスティックとボタンがあるのですが、親指が触れてる状態と浮かせている状態も感知されて画面内に反映されます。
(ボタンに触れていればグーになり、浮かせば「いいね!」的に、親指を立てられるイメージです)
握ると人差し指と中指の位置にトリガーボタンがあり、ギュッと押すと画面内の自分の手もギュッと握るような、直感的な操作が行えます。
親指が来る位置には一般的なゲームマシンのようなスティックとボタンがあるのですが、親指が触れてる状態と浮かせている状態も感知されて画面内に反映されます。
(ボタンに触れていればグーになり、浮かせば「いいね!」的に、親指を立てられるイメージです)
ホーム画面
電源を入れて起動すると表示されるホーム画面。
ここからアプリを起動したり、ストアで新しいアプリを購入したりできます。
ここからアプリを起動したり、ストアで新しいアプリを購入したりできます。
360度見渡せるホームは、和風旅館的な部屋から北欧のペンション的な場所、宇宙ステーションやらジャングルのコテージやら、お好みで設定できます。
チュートリアル『はじめての Quest 2』
本体に最初から入っているアプリ『はじめての Quest 2』を起動すると、Oculus Quest 2 の基本的な操作を教えてもらえます。
目の前に出現する机の上でブロックを掴んだり積んだりしてみるだけでも、初めてVRに触れる人にはちょっと感動かもしれません。
目の前に出現する机の上でブロックを掴んだり積んだりしてみるだけでも、初めてVRに触れる人にはちょっと感動かもしれません。
紙ヒコーキを飛ばす、ゲーム機にカセットを挿してボタンを押すなど徐々にステップアップし、後半では、ちょっとしたミニゲーム(銃で前から迫りくるブロックを撃ち落とす)や、ロボットと手を繋いでのダンスなども体験できます。
卓球ゲーム『Eleven Table Tennis VR』
VR体験・現実との比較に分かりやすいコンテンツとして、『Eleven Table Tennis VR』という卓球ゲームを買って遊んでみました。
このゲーム、凄いです!
どう凄いのかと言うと、「家で誰かと卓球できる」ことそのものが…!
ラケットを振る感覚、ピンポン球を打ち返す感覚が、驚くほど現実世界と同様!
球の挙動がリアルで、本当にただただ、AI相手に普通〜に卓球ができます。
AIと打ち合う以外に、知らない人とのオンラインマッチングプレイも少し試してみたのですけど、ボイスチャットで相手の声や、表示されている手と頭だけのモデルによる仕草もリアルタイムに感じられるのが本当に驚きます。
(Oculus Quest 2 は、本体ゴーグルの下部にマイクが内蔵されています)
自分も、相手(たぶん日本人の方)もシャイなのか、特にまともな会話も無く淡々とボールを打ち合ってましたが、ラリーが続いてたのに落としてしまったときの「あぁ〜…」とか、変なところにボールが飛んじゃったときの「フフッ」という失笑が聞こえるだけで、とても人間味を感じて、一緒に楽しんでる感覚を味わえます。
最後は手を降ってバイバイのジェスチャーで、お互い軽く会釈して終了。
無理して喋らなくても伝わるんです。
あぁ、人間ってなんて暖かいのだろう…。
このゲーム、凄いです!
どう凄いのかと言うと、「家で誰かと卓球できる」ことそのものが…!
ラケットを振る感覚、ピンポン球を打ち返す感覚が、驚くほど現実世界と同様!
球の挙動がリアルで、本当にただただ、AI相手に普通〜に卓球ができます。
AIと打ち合う以外に、知らない人とのオンラインマッチングプレイも少し試してみたのですけど、ボイスチャットで相手の声や、表示されている手と頭だけのモデルによる仕草もリアルタイムに感じられるのが本当に驚きます。
(Oculus Quest 2 は、本体ゴーグルの下部にマイクが内蔵されています)
自分も、相手(たぶん日本人の方)もシャイなのか、特にまともな会話も無く淡々とボールを打ち合ってましたが、ラリーが続いてたのに落としてしまったときの「あぁ〜…」とか、変なところにボールが飛んじゃったときの「フフッ」という失笑が聞こえるだけで、とても人間味を感じて、一緒に楽しんでる感覚を味わえます。
最後は手を降ってバイバイのジェスチャーで、お互い軽く会釈して終了。
無理して喋らなくても伝わるんです。
あぁ、人間ってなんて暖かいのだろう…。
このアプリでひとつだけ残念で早くアップデートしてほしい点としては、設定などの言語に日本語を選べるのだけど、翻訳がめちゃくちゃで、何のことなのかいまいちよく分からないところ。。。
(英語設定のままのほうがむしろ分かりやすいかも?)
(英語設定のままのほうがむしろ分かりやすいかも?)
音楽ゲーム『Beat Saber』
VRゲームをネットで検索すると一番メジャーなタイトル、『ビートセイバー』も試してみました。
ルールは、両手に持ったライトセーバーで、前から流れてくるブロックを斬るだけ!
※厳密に言うと、ライトセーバー(右手は青、左手は赤)と同じ色のブロックを、ブロックに描かれてる向きに斬る
明快ルールで音楽にノリながらブロックをバッサバッサと斬るのが快感で、VRゲーム未体験の人が先ず試してみる、周囲の人に遊ばせてみるタイトルとしてもオススメです。
※厳密に言うと、ライトセーバー(右手は青、左手は赤)と同じ色のブロックを、ブロックに描かれてる向きに斬る
明快ルールで音楽にノリながらブロックをバッサバッサと斬るのが快感で、VRゲーム未体験の人が先ず試してみる、周囲の人に遊ばせてみるタイトルとしてもオススメです。
オプション機器「Eliteストラップ」
本体が届いて初日に「これは面白い! 続けて遊べる!」と思ったので、オプション機器の「Eliteストラップ」も追加で注文しました。
標準ではこのような少々安っぽいゴムベルトで頭に固定するのですが、「Eliteストラップ」はちょっと良いグレードアップ版の装着具です。
標準のベルトを外して…
(耳に近いこの部分にスピーカーが内蔵されており、別途イヤホンが不要なのもOculus Quest 2の手軽な点です)
(耳に近いこの部分にスピーカーが内蔵されており、別途イヤホンが不要なのもOculus Quest 2の手軽な点です)
Eliteストラップ装着!
良くも悪くもクシャクシャと適当に収納できる標準ゴムベルトよりもかさばってしまいますが、後ろにも大きな支えが付いているので頭のホールド感が増し、後頭部のダイヤルを回すだけで締め付けの微調整が行えて便利です。
良くも悪くもクシャクシャと適当に収納できる標準ゴムベルトよりもかさばってしまいますが、後ろにも大きな支えが付いているので頭のホールド感が増し、後頭部のダイヤルを回すだけで締め付けの微調整が行えて便利です。
お値段など
今回紹介した機器やアプリの価格は各々こんな感じです。(2020年10月現在・機器はAmazon価格)
■Oculus Quest 2 本体
64GBモデル:¥37,180
256GBモデル:¥49,280
■卓球ゲーム『Eleven Table Tennis VR』
¥1,990
■音楽ゲーム『Beat Saber』
¥2,990
■Eliteストラップ
¥6,820
お値段に対する感想は人それぞれと思いますが、毎日起動して遊んでみようと思える手軽さや、外への持ち運びも容易な最先端VR機器としては、なかなかお手頃になったものだなぁと思います。
■Oculus Quest 2 本体
64GBモデル:¥37,180
256GBモデル:¥49,280
■卓球ゲーム『Eleven Table Tennis VR』
¥1,990
■音楽ゲーム『Beat Saber』
¥2,990
■Eliteストラップ
¥6,820
お値段に対する感想は人それぞれと思いますが、毎日起動して遊んでみようと思える手軽さや、外への持ち運びも容易な最先端VR機器としては、なかなかお手頃になったものだなぁと思います。
AmazonやGoogleのスマートスピーカーも初めは半信半疑なシロモノでしたが、「アレクサ」も「オーケーグーグル」も今やそこそこ一般へ浸透してきた感ありますし、「VRヘッドセット」も、生活様式の変化や、こうした手頃な機器の発売を機に、じわじわと広がっていくのではないでしょうか。
コロナ禍で外を出歩く時間も減り、ずっと在宅で仕事などしていると頭の切り替えもままならず気分が上がらないことも多々ある昨今ですが、そんななか、部屋のなかで思い立ったら刺激的な気分転換および手軽に身体を動かせるVRコンテンツ、Oculus Quest 2の登場は、ちょうど先進技術が時代のニーズに噛み合ってきたのかなと思いました。
コロナ禍で外を出歩く時間も減り、ずっと在宅で仕事などしていると頭の切り替えもままならず気分が上がらないことも多々ある昨今ですが、そんななか、部屋のなかで思い立ったら刺激的な気分転換および手軽に身体を動かせるVRコンテンツ、Oculus Quest 2の登場は、ちょうど先進技術が時代のニーズに噛み合ってきたのかなと思いました。
以上は 4 年前に書かれた内容です
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