温度で変わるお燗の味わい『希少な新酒(日本酒)を楽しむ【後篇】』/西千葉・酒舗西浦
2019/12/21
以下は 4 年前に書かれた内容です
もくじ
・ はじめに【前篇ダイジェスト】・ 前篇に続き、ご紹介のお品「花巴(はなともえ)」・ まずは…冷酒で頂きました・ 日本酒に合う肴①「クリームチーズのイチゴのせ」・ 日本酒に合う肴②「納豆オムレツ」・ 【後篇】とっても簡単?!「お燗」づくり講座・ 超簡単?!お燗のつくりかた(ティファールでお燗作り)・ 温度で変わる、お燗の味わい・ 西浦店主オススメ「お燗は60度オーバーから」・ 振り切った味わいの「70度」・ おしまいに
はじめに【前篇ダイジェスト】
みなさん、おつかれやまです。
千葉市でお笑いやMC業をしております「劇団みちたか」です。
ちばみなと.jpではライターとして、地域のオモローな事を見つけては記事にしたため「千葉のゆるくてちょっとタメになる」情報発信をしています。
ここでは前回に引き続き、当時入荷したての希少な新酒「花巴(はなともえ)」の美味しい飲み方を西千葉の老舗酒屋である酒舗西浦店主・西浦さんからレクチャーしていただきます。
※前篇の記事はあとがきにてリンクを貼っておりますので、ご覧になって頂けますと幸いです。
千葉市でお笑いやMC業をしております「劇団みちたか」です。
ちばみなと.jpではライターとして、地域のオモローな事を見つけては記事にしたため「千葉のゆるくてちょっとタメになる」情報発信をしています。
ここでは前回に引き続き、当時入荷したての希少な新酒「花巴(はなともえ)」の美味しい飲み方を西千葉の老舗酒屋である酒舗西浦店主・西浦さんからレクチャーしていただきます。
※前篇の記事はあとがきにてリンクを貼っておりますので、ご覧になって頂けますと幸いです。
前篇に続き、ご紹介のお品「花巴(はなともえ)」
酒舗西浦さんに今年初入荷した新酒第一号を改めてご紹介。
ここ数年「らしさ」を追求して興味深さがグイグイきているのがこちら、奈良 花巴(はなともえ)。
花巴 速醸純米 2019BY「うすにごり」無濾過生原酒です。
花巴を造る蔵元杜氏 橋本さんは、酒業界では「異端児」と呼ばれているそうです。(西浦さん談)
ここ数年「らしさ」を追求して興味深さがグイグイきているのがこちら、奈良 花巴(はなともえ)。
花巴 速醸純米 2019BY「うすにごり」無濾過生原酒です。
花巴を造る蔵元杜氏 橋本さんは、酒業界では「異端児」と呼ばれているそうです。(西浦さん談)
まずは…冷酒で頂きました
レクチャー当初は冷酒から…。
やまぶき色の色合いをもった花巴。
ガス感なく、ほんのりと乳酸菌の上立香。
やまぶき色の色合いをもった花巴。
ガス感なく、ほんのりと乳酸菌の上立香。
チュルチュル
上手に空気と酒を撹拌させる飲み方、通称「チュルチュル」で頂きます。
口に含むと先ず、瑞々しい軽快な口当たりと酸がフレッシュな赤い果実を想わせる印象。
山廃の様な重心が低くないので、とても爽やかです。
口に含むと先ず、瑞々しい軽快な口当たりと酸がフレッシュな赤い果実を想わせる印象。
山廃の様な重心が低くないので、とても爽やかです。
日本酒に合う肴①「クリームチーズのイチゴのせ」
西浦さん曰く「花巴は食事に寄り添ったやや辛口」ということで、オススメの肴も紹介して頂きました。
こちらは酸味とまろやかさの調子がぴったり「クリームチーズのイチゴのせ」
オリーブオイルと少々の塩がアクセント。簡単なのに日本酒にぴったりな一品です。
こちらは酸味とまろやかさの調子がぴったり「クリームチーズのイチゴのせ」
オリーブオイルと少々の塩がアクセント。簡単なのに日本酒にぴったりな一品です。
日本酒に合う肴②「納豆オムレツ」
そして、西浦家特製の「納豆オムレツ」
鶏卵と納豆にプラス青物を混ぜ混ぜし、あとは焼くだけ。
鶏卵と納豆にプラス青物を混ぜ混ぜし、あとは焼くだけ。
ご家庭の冷蔵庫を開ければ、レギュラーである鶏卵や納豆でこんなに美味しい肴が出来るんです。
味もしっかりしてて、日本酒に合う合う!
味もしっかりしてて、日本酒に合う合う!
番外(フルーツトマトもオススメ)
また、動画中では触れられてはいませんが、フルーツトマトのようなほどよい甘みも日本酒には合いました。
美味しいお酒とおつまみを充実させて、楽しい晩酌ライフをお過ごしください。
美味しいお酒とおつまみを充実させて、楽しい晩酌ライフをお過ごしください。
【後篇】とっても簡単?!「お燗」づくり講座
(酒業界の)異端児が作ったと言われる花巴。
寒い冬場には「お燗」での飲み方がオススメだそうです。
ということで後篇では、前篇の「冷酒篇」とは別な飲み方。
美味しいお燗のつくり方をご紹介したいと思います。
同じ銘柄なのに温度によって、様々な味わいを見せてくれるお燗。
寒い冬場には「お燗」での飲み方がオススメだそうです。
ということで後篇では、前篇の「冷酒篇」とは別な飲み方。
美味しいお燗のつくり方をご紹介したいと思います。
同じ銘柄なのに温度によって、様々な味わいを見せてくれるお燗。
日本酒ビギナーが気軽に楽しめるコーナーですので、ぜひご覧になっていってください。
超簡単?!お燗のつくりかた(ティファールでお燗作り)
さて、今回お燗作りで用意する道具は以下
・チロリ(ネットやホームセンターで購入可)
・ティファールの電気ポット(値段もお手軽、筆者はドン・キホーテで購入しました)
・温度計(ホームセンターで購入可)
ティファールの本来の使い方とは別に、お燗用に使ってしまう発想の転換はさすが西浦さん。
これなら簡単、手軽に、秒でお燗が作れます。
・チロリ(ネットやホームセンターで購入可)
・ティファールの電気ポット(値段もお手軽、筆者はドン・キホーテで購入しました)
・温度計(ホームセンターで購入可)
ティファールの本来の使い方とは別に、お燗用に使ってしまう発想の転換はさすが西浦さん。
これなら簡単、手軽に、秒でお燗が作れます。
温度で変わる、お燗の味わい
頂いたお燗の温度は以下にて。
①40度…酸味が伸びて口当たりもまろやかに
②50度…ピリッとして、辛みが生じるように
③60度…お酒業界では「えっ?大丈夫?」レベルだそう(感想は次段落で)
ちょっとした温度の差で、かくもこんなに味わいに変化が出るとは…。
お燗ビギナーの筆者・劇団みちたかも驚きです。
①40度…酸味が伸びて口当たりもまろやかに
②50度…ピリッとして、辛みが生じるように
③60度…お酒業界では「えっ?大丈夫?」レベルだそう(感想は次段落で)
ちょっとした温度の差で、かくもこんなに味わいに変化が出るとは…。
お燗ビギナーの筆者・劇団みちたかも驚きです。
西浦店主オススメ「お燗は60度オーバーから」
60度にまで温度を上げられたお燗ですが、これまた美味。
40度・50度で出会えなかった味わいが…。
エッジの利いた辛みの後にやってくるやわらかな甘み。
店主・西浦さんお好みの飲み方なのだそうですが、また一段階違う味わいです。
そして、挑戦的な70度にまで足を踏み入れます。
ひと銘柄の日本酒で、こうも多くの顔を見せるお燗の凄さ、恐れ入りました。
はてさて、実際のお味はというと…???
40度・50度で出会えなかった味わいが…。
エッジの利いた辛みの後にやってくるやわらかな甘み。
店主・西浦さんお好みの飲み方なのだそうですが、また一段階違う味わいです。
そして、挑戦的な70度にまで足を踏み入れます。
ひと銘柄の日本酒で、こうも多くの顔を見せるお燗の凄さ、恐れ入りました。
はてさて、実際のお味はというと…???
振り切った味わいの「70度」
味にまとまりが生まれた70度。
この温度上昇劇、人生経験を積みに積んだ「島耕作」のようでした。
温度=人間の生き様がかくも表現されたお燗の味わい。
この温度上昇劇、人生経験を積みに積んだ「島耕作」のようでした。
温度=人間の生き様がかくも表現されたお燗の味わい。
おしまいに
いかがでしたか?
お酒業界ではあまりしない通好みな飲み方。
お手軽に温度調整で様々な味わいを楽しめる「お燗」の魅力に触れることが出来ました。
ぜひ、この寒い冬にピッタリなお燗をお楽しみください。
もしお燗セットがなくてもマグカップ+レンジで簡単に作れますよ。
さてさて、次回はどんなお酒をご紹介出来ますでしょうか。
酒舗西浦さんならではの希少で美味しいお酒の数々。
乞う、ご期待でございます。
お酒業界ではあまりしない通好みな飲み方。
お手軽に温度調整で様々な味わいを楽しめる「お燗」の魅力に触れることが出来ました。
ぜひ、この寒い冬にピッタリなお燗をお楽しみください。
もしお燗セットがなくてもマグカップ+レンジで簡単に作れますよ。
さてさて、次回はどんなお酒をご紹介出来ますでしょうか。
酒舗西浦さんならではの希少で美味しいお酒の数々。
乞う、ご期待でございます。
≪関連情報≫
【希少な新酒(日本酒)を楽しむ【前篇】/西千葉・酒舗西浦】(前篇記事)
https://chibaminato.jp/matome.php?id=203
<酒舗西浦さんに関する過去の記事はこちら「ボジョレー解禁!西千葉に「希少ワイン」ありま酒(しゅ)♪」>
https://chibaminato.jp/matome.php?id=187
<美味しい珍酒のお店・酒舗西浦(西千葉)の店舗情報はこちら>
http://nishiura-shouten.co.jp/
【希少な新酒(日本酒)を楽しむ【前篇】/西千葉・酒舗西浦】(前篇記事)
https://chibaminato.jp/matome.php?id=203
<酒舗西浦さんに関する過去の記事はこちら「ボジョレー解禁!西千葉に「希少ワイン」ありま酒(しゅ)♪」>
https://chibaminato.jp/matome.php?id=187
<美味しい珍酒のお店・酒舗西浦(西千葉)の店舗情報はこちら>
http://nishiura-shouten.co.jp/
以上は 4 年前に書かれた内容です
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